5月漢陽にアウトレットがオープン

武漢では7番目となるアウトレット「武漢方圓荟·奥特莱斯」がいよいよ来月20日にプレオープン、5月1日に正式開業する。
場所は漢陽区の三環線の北側、東風大道と四新大道の交差点を西側へ入ってすぐ。(最下部地図参照)
地上四階建て総売場面積21.16万㎡を有しブランド店、飲食店、娯楽施設や教育関係テナントなど300店が入居する予定。

武漢では現在下記6施設が開業しているが、いずれも郊外平面型となっており今回のように漢口や漢陽の中心部から近い場所に多層階ビル型で開業するのは始めてとなる。

①百聯奥莱(黄陂 空港の南側)
②首創奥莱(光谷テニスセンター近く)
③羅馬春天奥莱(江夏イオンモールから四環線を東に10km)
④緑地欧鎮奥莱(漢南)
⑤泛悦城市奥莱(洪山)
⑥武商城市奥莱(青山)

武漢でのアウトレット人気は高く上記①の「百聯奥莱」は2022年度は27億元の売上を記録、華中地区では1位・中国全土では5番目の売上のアウトレット施設となった。また②の「首創奥莱」は年間10億元の売上を記録している。
今後武漢ではさらに経済開発区に「杉杉奥特莱斯商业综合体」が、蔡甸に「据统中法生态城奥莱」「砂之船奥莱」の2施設が開業する予定だ。
今年は武漢で同じく5月1日に武昌の漢街に「武漢SKP」が、同じく武昌の川沿いの緑地に「武昌万象城(5万平米,地下3階、地上8階,地下鉄5号線「三角路站」から地下で直結、長江トンネルからも直結予定)」、9月には長沙に「イオンモール長沙星沙」も開業するとあって華中地区は大型商業施設の開業が相次ぐ

CZ 襄陽~香港便3月24日から運航

中国南方航空(CZ)は3月24日から襄陽~香港便を週2便(日曜・水曜)運航する。これにより香港でキャセイパシフィック航空(CX)に乗り継ぐと当日中に羽田や関西空港へ帰国できる。また羽田から全日空(NH)や関空からCXに乗ると当日中に襄陽へ国際便でスルーバゲージでの渡航が可能となり一時帰国時の日本からの大量の生活必需品の持ち帰りが可能となる。

【襄陽→香港】
CZ8095 襄陽11:40発→香港13:40着
【香港→襄陽】
CZ8096 香港14:40発→襄陽16:35着
使用機材:B737

乗り継ぎ可能便
【香港→羽田】
CX542(JL7032) 香港16:25発→羽田に21:15着
【香港→関西空港】
CX562(JL7029) 香港 16:55発→関空 20:25着
CX507(JL7059)  香港18:05発→関空 21:35

【羽田→香港】
NH859 羽田8:50発→香港12:55着
【関西空港→香港】
CX567(JL7051) 関空9:30発→ 香港13:00着

★襄陽~香港線が掲載されているフライト詳細ページはこちら★

漢口と沌口はどれだけ離れている?

武漢では日本人駐在員の住居は漢口新世界付近と開発区沌口(地下鉄東風公司)付近の2か所に集中しており、得意先との会食、会社内の宴会、サークル同好会の活動などで当たり前に漢口に住んでいる人間が”沌口銀座”(沌口の日本人用飲食店街)に行ったり、逆に沌口に住んでいる人が漢口に行ったり日々往復しいる。
ではこの沌口と漢口の距離はどのくらいかというのを調べてみた

まず漢口新世界と沌口銀座の距離を百度地図で調べると直線距離で約13キロ。自動車や地下鉄での移動距離となると15-16kmといった感じか。

これが実際にどのくらいの距離であるか同縮尺地図で比較してみると面白い。

日本人が9000人住んでいるという自動車産業の都市広州市では多くの日本人が生活している天河区の広州東駅から旧市街の広州駅の距離の3倍といったとろ。広州東駅から広州南駅の距離の3分の2くらいとなる。

東京では下記同縮尺地図の通りちょうど品川駅から武蔵小杉や新丸子(キヤノン本社)のさらに先の新川崎駅くらいの距離か、もしくは大崎駅から羽田空港といった感じになる。(飛行機好きな元駐在員は「羽田なら往復は苦ではないかも」とコメント)

「広州とか東京はワテ知らんし。。」という関西人には下記大阪の地図を参照していただきたい。梅田付近から久宝寺(天王寺から少し先)が同じような距離かと。

武漢駐在の多くの日本人は漢口、沌口間をタクシー(含む滴滴出行)で往復しており、中には休みの日に午前中に漢口でテニスをして昼ごはんを沌口で食べ、そのまま沌口で漢陽テニス部に参加、夕方に再び漢口で飲んで、夜は沌口に戻るという2往復する駐在員もいるという。
日本ではというと「昼間にタクシーで、しかも自腹では絶対に乗らない」(武漢駐在日本人)距離となる。
品川で飲んでいて友達を呼び出そうとして居場所を聞くと「今武蔵小杉やねん」となると大抵の人間は「あ、また次な」となるが、武漢では「今沌口ですわ」となると「あと20分くらで来れますね、待ってますわ」となる。

この近くて遠い距離を毎日お気に入りの店に足しげく通う日本人駐在員たちは武漢の店だけでなくタクシー産業を陰ながら支えているのかもしれない。

大韓航空夏ダイヤで 武漢~日本間はソウル経由が便利に 

先日当サイトに掲載した2024年3月31日からの夏ダイヤでの武漢ソウル線大増発ならびにソウル到着時間前倒しと大韓航空(KE)のソウル~日本間の増便によりソウル仁川経由での日本往復が便利となる。
※参考までに大韓航空は仁川空港における同社便最低乗り継ぎ時間を45分と設定している。

2024年3月31日~ 夏スケジュール
■武漢→日本 ソウル仁川乗り継ぎ例
①午後パターン(日・火・水・金曜日)
KE138 武漢12:15→ソウル仁川16:00

KE719 ソウル仁川20:30→羽田22:50
KE721 ソウル仁川19:05→関西21:05
KE743 ソウル仁川19:05→名古屋21:05
KE781 ソウル仁川18:35→福岡20:00

②午前パターン(日・月・金)
CZ6079 武漢7:20→ソウル 仁川T1 11:55

OZ106(NH6976) ソウル仁川T 1 15:10→成田 17:20
KE713 ソウル仁川T2 17:25→成田 19:45
OZ144(NH6954) ソウルT1 14:05 →関西15:50
KE725(JL5212)ソウルT2 15:15→関西 17:15
KE789 ソウル仁川T2 13:55→福岡 15:25
OZ124(NH6966) ソウル仁川T1 15:35→名古屋 17:20

■羽田→ソウル仁川
OZ177(NH6895) 羽田01:30→ソウル仁川T1 04:10
KE720 羽田 02:00-ソウル仁川4:35

KE137 ソウル8:50=武漢11:10 

■その他日本→ソウル仁川→武漢 乗り継ぎ例(日・月・金)
OZ107(NH6977) 成田9:00-ソウルT2 11:30
OZ115(NH6955)関西9:10-ソウルT1 11:00
KE722 関西9:15→ソウル仁川 T2 11:05
KE744名古屋9:15→ソウル仁川T2 11:20

CZ6080 ソウルT1 12:55=武漢14:50

もちろん韓国に前日入りし、カジノで夜を明かしたり明洞で遊び倒して翌日武漢便に乗るのも良いが。。。

武漢からの日本以外への国際便はこちら

キャセイ 夏ダイヤで武漢~香港便増発 香港経由が便利に

香港キャセイパシフィック航空(CX)は3月31日からの夏ダイヤで武漢~香港便を増発する。
現在1日1便香港~武漢往復を運航している香港キャセイ航空だが3月31日からは月・火・水・金・土曜の週5日 夕方の折り返しを運航する。
今回の増発便は武漢出発が20:50発となるため、武漢で定時退社後空港に向かい、増発便に乗り香港で日本行深夜便に乗り継ぐと翌朝に日本に到着できる。
また日本からの戻る際も朝羽田や成田・関空便に乗ると夕方の香港→武漢便に乗れるので、その日のうちに武漢に到着できる。
荷物はもちろん国際線スルーのため出発地で預けると到着地でピックアップ可能。
今回の増便はキャセイ航空や日本航空(JL) JGC※などワンワールド系航空会社上級会員だけでなく特に日本から武漢へ帰る際に食品など大容量で帰る人にも非常にありがたい増便となる。
さらにキャセイでは午前往復便は中国国際航空(CA)とのコードシェアを開始しており、全日空(NH)SFC※※メンバーや、スターアライアンス派にとっても中国国際航空便で購入すれば香港への渡航が便利になっている

このニュースで武漢駐在員は「ワンワールド派にはうれしいニュース」「上海乗り継ぎよりは楽だ」「インド出張も楽になりそう」「武漢から欧州出張もこれで楽に行ける」「大阪にスルーチェックインで戻れるのは便利」「JGCだがやっと武漢往復でラウンジ使える」と声を上げている。
金曜の夜は多くの武漢駐在の「ワンワールド派」が香港便に乗る姿が見れそう。

キャセイパシフィック航空 武漢=香港 夏ダイヤ(3/31~)
【武漢→香港】
CX937(CA6536) 11:35-13:50 毎日
CX855 20:50-22:55 月・火・水・金・土

【香港→武漢】
CX936(CA6535)8:15-10:15 月・水・木・日
CX924      9:05-11:05 火・金・土
CX854 17:40-19:40 月・火・水・金・土

※JGC:JALの上級会員JAL グローバルクラブ。かつては年間FLY ONポイントを50,000ポイントもしくは80回以上の搭乗でカード会費を払い続ければ終身会員になれたが、今年からは生涯搭乗マイルベースとなり恒常的に乗り続けないと会員資格になれなくなった

※※SFC:ANAの上級会員のこと 語源は会員に与えられるスーパーフライヤーズカード(Super Flyers Card)の頭文字。JGC同様年間プレミアムポイント50000マイルが必要


武漢⇔香港など日本直行便以外の国際線時刻表はこちら

武漢~ソウル便 3月31日から増便 

武漢~ソウル(仁川)間航空便について3月31日からの夏ダイヤが発表された
一時休止中の南方航空(CZ)が復活するほか、大韓航空(KE)は週3便から週4便に増便する。大韓航空は武漢出発時間を12:15に早め仁川到着時刻を25分早めることで日本への乗り継ぎが便利になる。なお月曜便は火曜便となる。

2024年3月31日~ 夏スケジュール
武漢→ソウル(仁川)
CZ6079 武漢7:20=ソウル11:55 日・月・金
KE138 武漢12:15=ソウル16:00 日・火・水・金
ソウル(仁川)→武漢
KE137 ソウル8:50=武漢11:10 日・火・水・金
CZ6080 ソウル12:55=武漢14:50 日・月・金

武漢からの日本以外への国際便はこちら

東方航空4月1日夏ダイヤより成田~武漢 火曜・木曜・土曜の運航に変更

東方航空は4月1日からの夏ダイヤを発表。成田~武漢直行便は火曜・木曜・土曜(現在は火曜・金曜・土曜)に変更する。すでに航空券予約は開始している。
東方航空によると2020年1月以前と同じスケジュールに戻ったとしている。
最新フライト情報はこちら

武漢大雪

湖北省武漢市は1月31日以来中国華中地区に南下している強い寒気と湖南省北部を通過するの低気圧の影響で2月3日より大雪となり、夜半より市内の気温がマイナス2度程度に下がり市街地で6.6cmの積雪が観測された。その影響で4日早朝から市内の高架道路や郊外を南北に貫く幹線高速道路G4の通行止め、さらに長距離列車の運休などが発生、武漢天河空港では2月4日日曜日は226便が欠航となった。
さらに昨夜から2月6日午前中まで再度降雪が続き市街地でも再び6cmの積雪を観測しており2月6日午前9時現在G4など高速道路は一部の入り口が通行止めになっているほか本線では大渋滞が発生している。また天河空港は24時間以内に233便が欠航しておりほとんどの便が欠航となっている(24時間以内に正常に運航している便はわずか17%)
この雪は今日一杯で止むと予報されているが気温が低いため明日以降も武漢市全域で路面の凍結などが予想されている。


下記は武漢在住の写真家R800さんが撮影した雪の黄鶴楼と元武昌Westin営業の陳さん撮影の本日の武昌区内で撮影した写真

Photo by R800 雪の黄鶴楼

2024年春節休み出そろう

武漢日本料理屋各店の春節休みが出そろった。
今年は日本の連休とも重なっているため多くの日本人が一時帰国することからほぼ全ての日本料理店は春節休みを取る予定だ。
漢口の「長野屋」沌口の「武蔵」は2月5日から、漢口の「八雲1」「八雲2」(両店とも)は7日から、漢口の「響」「焼鳥茜」・沌口「田舎屋」は8日から休みに入る。そのため2月9日(金)~2月13日(火)は武漢では日本料理屋が全店が休みとなる。
なおバーやナイトクラブ系では当サイト掲載「レインボー」(予約 136-6722-7227 リン)などは予約すればいつでも営業するとしているので、毎日外食で中国語もあまり使わない方はとりあえずこういう店に行けば出前などを取ってくれるので何とか過ごせる。また同伴など利用して買い物&外資系ホテルの少しリッチな夕食に行くなども良いかもしれない。春節休暇で会社の通訳などに頼めない方もこういう環境は安心といえる。(それ以外のナイトクラブ掲載店の休暇中の営業情報は集まり次第本投稿内で追加する予定。)
なお春節期間中に武漢に出張や旅行に来られる方で漢口、漢陽開発区以外に宿泊の方(東湖高技開発区など)は場所によってはタクシーが来ない場合もあるので店の予約時に迎えの滴滴タクシーを手配してもらうことをお勧めする。

当サイト掲載店の休暇情況は下記通り
■漢口■
八雲1八雲2、2月7日(水)~2月16日(金)17日は夜のみ
 2月8日(木)~2月16日(金)
長野屋 2月5日(月)~2月13日(火)
焼鳥茜 2月8日(木)~2月21日(水)
花水木(旧縁楽)は改装中で3月まで休業

■開発区(沌口)■
田舎屋 2月8日(木)~2月17日(土)
武蔵  2月5日(月)~2月16日(金)


各店休暇状況は下記通り(太字は当サイト掲載店)

東方航空成田~武漢増便

中国東方航空は1月26日金曜日より毎週金曜日下記1便を運航すると発表。
これで同路線は現在の火曜日・土曜日に加え週3便の運航となる。
すでに航空券の予約は開始している。
成田が金曜午後出発ということで「金曜日半休取れば武漢に行ける。」と東京に住む元武漢駐在の日本人はコメントしている。逆に武漢の飲食店員は「火曜日にトウキョぅ行く、色々遊ぶ、金曜帰れるね」と声を弾ませていた。

成田→武漢 
MU2616 火曜日・土曜日 成田発 14:30-17:50武漢着
MU2616 金曜日 成田 16:00発-19:40武漢着

武漢→成田 
MU2615 火曜日・土曜日 武漢発8:55-13:30成田着
MU2616 金曜日 武漢発10:00-14:30成田着

セブンイレブン 念願の新世界開店

2024年1月1日に漢口新世界ホテル横に「セブンイレブン新世界店」が開店した。

2019年3月から武昌や江夏を中心に出店してきたセブンイレブン湖北だが、開業当初より新世界エリアへの出店を狙っていた。
2023年7月26日にK11オフィスビル裏に小規模店を出し新世界エリアへ開店の第1歩を踏み出した後、さらに新世界エリアでの出店を計画。今回新世界ホテルの左隣、新世界写字楼オフィスビルC座の入り口左手、K11正面入り口右側のHSBC銀行跡地に開店することになった。これにより今まで新世界ホテルの宿泊客はA座のローソンまで行く必要があったが、「冬でもバスローブのまま行ける近さ」(新世界ホテル常連日本人)となった。

地下鉄19号線、5号線延伸開業

待望の武漢駅と光谷開発区中心部を結ぶ武漢地下鉄19号線、5号線洪山区最南端の延伸線(武漢科技大付近)が12月30日に開業した。

19号線は高鉄の武漢駅から光谷中心部の光谷五路や高新二路を通り新月渓公園を結ぶ全長23.3キロの新線。これにより光谷の東湖技術開発区や光谷ヒルトン付近の住宅街から武漢駅へのアクセスが飛躍的に向上。
5号線は同じく高鉄武漢駅から武漢科技大学へあとわずかの中医薬大学まで開通していたが今回武漢科技大学の先の紅霞まで延伸。同地域の学校へアクセスが向上した。

武漢地下鉄地図ページはこちら

2年ぶりに軽音クリパ開催

来る12月23日土曜日に武漢軽音部と湖北日本人会は2年ぶりにクリスマスパーティーを開催する。
当クリスマスパーティーは「日本のクリパを武漢の若者に体験してもらう」というコンセプトで2o19年に漢口の旧イギリス租界の倉庫を改造したカフェバーで開始。その後新型コロナで各地が封鎖され渡航が制限される中2020年、2021年と武漢最高級ホテルFairmontの2階レストランで開催され、抽選による豪華賞品点数が出席者の実質7割で平均金額もチケット代の2倍となり、特に中方女性割合が6割以上という武漢の人気イベントとなった。
今年は23日土曜日に開催ということでチケットの出だしが遅く18日現在まだ余裕があるとのこと。
今年の場所は雰囲気を変え交通の便がすこぶる良い江漢路のど真ん中の帝盛ホテルのレストラン、例年「少し安くすれば参加しやすい」(日系企業勤務中方女性OL)との意見もあったことより280元だった参加費が230元に大幅ダウン。「飲み放題・食べ放題で230元だといわゆる普通のホテルディナーバイキング料金!」(同OL)となっている。
「賞品はおなじみの日本料理店の利用券や3Lデンタルオフィス(歯科)高額ホワイトニングに加え、今回はホテルのスポンサーが倍増し宿泊券やディナー券などの気軽に使える賞品が増えた」(クリパ実行委員長 中場氏)とのことだ。

チケットは下記日本料理屋で入手可能
漢口:八雲1長野屋焼き鳥茜八雲2
沌口:田舎屋武蔵、富士山

漢口の日本人居留区「新世界・サマセットエリア」が拡大。

2010年代半ばに入り武漢在住日本人の生活居住区はそれまでの建設大道や大智路付近から新世界ホテルや汇豪邸マンション、ラマダホテルなどを中心とした「新世界・サマセットエリア」に移ってきたが、居住エリアは今年さらに拡大する。

新世界からサマセットへ続く武胜路沿いにある2019年まで建設中止で長らくスケルトンビルとなっていた(東風本田の大きな広告だけが貼ってあったビル。2019年の軍人オリンピックで政府が外側だけガラスを貼り体裁を保っていた)ビルに2023年11月に錦江ホテル系のサービスアパートホテル「憬黎公寓」(TULIP LODJ)と先日お知らせしたヒルトン系「ハンプトンホテル=Hampton by Hilton Wuhan International Plaza (中文名:武汉国际广场希尔顿欢朋酒店)」が開業し居住エリアを広げている。
2023年11月22日に開業のサービスアパートホテルは中華系ながら外国人や日本人をターゲットとしており某日系自動車会社→サマセット→ANDI(蔦屋)と渡り歩いた日本語が堪能で有名なLENA嬢が営業として着任している。

近くにはイオンのある凱徳広場、武漢広場やハートランド、K11などスーパーが充実しており日常生活は武漢で最も便利なエリアとなっている。さらに来年2024年にはいよいよ同地域4つめの大型商業施設「香港センター(香港中心)」も開業する。
日本料理屋も武漢を代表する日本料理屋の「八雲」「響」が徒歩圏内に、ナイトライフの店も「Rainbow」桜(SAKURA) 「Ginza」が同じく徒歩圏にありタクシーが捕まりにくいこれからの季節も全く問題がない。

15分以内に大型病院が複数あり、中でも華中地区最大の病院「同済医院」「協和医院」(いずれも日本人対応可)は車で10分以内でいわゆる「心臓停止から延命までの時間制限」以内として安心のエリアと言える。

2023年11月22日に開業した錦江ホテル系のサービスアパートホテル「憬黎公寓」
「憬黎公寓」の南側に12月開業のHampton by Hilton(ハンプトンホテル)

新世界エリア、ついに「八雲」だけに。ホテルはヒルトン系が開業予定

10月、11月で都市計画による立ち退きで日本料理店「八雲」と隣のスナック以外はすべての日本料理屋およびバーやスナックが閉店した新世界エリアは、ついに隣のスナックが閉店することが決まりいよいよ八雲だけとなる。


一方でいまだ新世界エリアには日本人の住むマンション汇豪邸やラマダホテル、アジアホテル(亜州大酒店)もあり、さらに武漢広場やハートランド(恒隆広場)、新世界K11の商業施設、同済医院、協和医院の華中地区2大病院からも近いこともあり「八雲」には引き続き多くの客が来ている。また老舗の「新橋」が閉店したこともあり新世界エリアから徒歩圏のサマセットエリアにある「響」、越秀の「八雲2」が受け皿となっているようだ。
夜の世界ではサマセットエリア「響」の隣の「Rainbow」桜(さくら)武漢広場の北側にある元Lounge 16跡にオープンした「GINZA」が受け皿になっている。

一方で米国ヒルトンホテル&リゾートは12月18日に新世界エリアとサマセットエリアの中間地点あたりに漢口では5軒目となる「Hampton by Hilton Wuhan International Plaza(中文名 武汉国际广场希尔顿欢朋酒店  住所 漢口武胜路50号)」を開業する。
先述の「八雲」同様商業施設や病院に近いという地の利を活かし、海外からの長期出張者や武漢駐在の外国人客を取り込む予定だ。
ヒルトンホテル&リゾートは現在武漢地区でHiltonブランドのホテルを漢陽の長江沿いの「Hilton Wuhan Riverside」光谷にリゾート型ホテル「Hilton Wuhan Optic Valley」の2軒、Hamptonを13軒、HOME2 Suitesを4軒、Hilton Gardenを1軒の合計20ホテルを開業しているが今年末に21ホテルとなる。

Sam’s Club武漢3号店 漢陽に開店

米ウォルマート系の会員制ホールセールSam’s Club(中文名:山姆会員商店)の武漢3号店「漢陽国博店」が漢陽東南部に開業し連日多くの来客が訪れ話題となっている。
場所は開発区最北部イオン経開や東風本田第2工場にほど近い国際博覧会場開発エリアの東端。
1号店、2号店と異なり幹線都市高速道路の三環状線沿いとあって自家用車でのアクセスが非常に便利で十分な駐車スペースがあるため、武漢市内だけでなく孝感、鄂州、黄石、仙桃などの衛星都市からの来客もあるという。
また来年は北隣に大型商業施設もオープンするとあって漢陽区東南部の1大商業エリアとなる予定。

■武漢漢陽国博山姆会員商店
住所:武漢市陽区連通港路88号
占有総面積:約6万平方米
建物:地上2階,地下1階(駐車場)
駐車場:地上+地下合計1100台収容
最寄駅:地下鉄12号線「博覧路」(2025年開業予定)徒歩3分

ゆく店来る店

2023年10月31日についに新世界エリアの大部分の飲食店(下記参照)が同地域再開発のため閉店となった。
日本食:蕎鰻屋、竹馬、深夜酒場ないす、花月
飲み屋:ROSE、GAGA、MOON、PURE(BAR Mは既に閉店)

一部は移転後再開を目指しているとの情報を流しているが当サイトに各店からの「正式な」連絡が来ていないため確認していない。


一方で10月28日にプレオープンしていたイオンモール武漢江夏が本日11月1日にがついにグランドオープンを迎える。
当初計画場所から変更があったもののついに南の一等地に開店することになる。
同地域は南部ベッドタウンの真ん中にあり、地下鉄も延伸済み。また高速道路の交差する地区に隣接、光谷はもとより威寧や鄂州、黄石、遠くは湖南北部、長江西側からもアクセスが便利と経開規模の来客を期待している。

八雲2号店 本日プレオープン。正式開業は7日。

八雲2号店がいよいよ本日10月2日月曜日 17時に漢口越秀IFC国金天地第二期地区で始動する。
当初8月の開業を目指していたがインフラ関係の工事が遅れ本日のプレオープンとなった。一般向けの正式開業は10月7日土曜日を予定している。
八雲本店のある新世界エリアの立ち退き情報もあり八雲は2022年より新しい場所を探していた。
新世界汇豪邸マンションの老朽化などから最近日本人は各地に分散して住む傾向が多くなりこの付近に住む日本人が増えていること、さらに新華路と解放大道交差点の東北側に大規模商業エリア「越秀IFC国金店地(越秀金融汇)」が誕生し来年にはここに「武漢リッツカールトンホテル」が開業するという事で、この越秀地区に目を付けた。

店舗は既に8月には内装を終え、換気も十分。2階、3階部分は部屋や座敷エリアとなっており収容キャパも55人と武漢進出企業の会社あたりの日本人の最大人数(2023年現在)をカバーしている。

店長は鄧小蘭(通称:しゃおらん)さんが任命された。
なお第1店の店長は10月2日より李松花(花ちゃん)が着任している。

場所は越秀IFC国金天地の歩行街を斜め横に貫く精武三路の北側ね第二期住居エリア、精武三路と精武横路の間を繋ぐ歩行街(精武路の延長線)沿い東側。
八雲2号店の情報はこちら

新世界エリア各店いよいよ立ち退きへ

昨年武漢市は新世界汇豪邸マンションの南側の利北社区(利済北路の西側)の都市再開発計画を決定。今年3月に硚口区は正式に建設会社と再開発工事の調印を行った。

計画によると全社区(下記地図の赤い線の部分)のすべての住居および商業物件の契約を終了し、住民は政府が指定した市内7箇所の住居へ引っ越しを終了したうえで今年年末までに解体を終わらせ、来年から新しい建設を開始するというもの。既に退去交渉が開始されているとのことで春先から既に日本人が利用する飲食店にも大家から話が来ていた。

2023年4月に作成された新世界エリア都市再開発地図


区の関係者情報では住民との立ち退き交渉に時間を要していたが、候補の7か所はいずれも都心部であることや昨今の不動産価格の下落や経済状況悪化などにより、立ち退き交渉が次第に進んでおり年末までに退去を完了させる予定であるとのこと。さらに住民との退去交渉が終わり次第商業施設の退去を完了させ解体工事を開始するとしている。

日本人の利用する飲食店も今後年末に向けて大家と立ち退き交渉を本格化するとみられ、交渉成立した物件から移転もしくは閉店していく予定。

日本料理店の「八雲」は2022年から退去を見据え同じ漢口の越秀金融汇に新店「八雲2」の建設を開始、ガスのインフラが開通次第開店すると発表している。

当サイトに寄せられた情報によると下記地図のROSE以南RAYS以北が入居するテナントの大家から各店舗へ契約期間にかかわらず9月28日までの立ち退きが通告されたという。




今回の通達を受けて多くの店は一時閉店し新店開店を検討する。

「竹馬」、謎の服屋&靴屋(店で買っている客を見たことが無い=武漢在住日本人談)は9月に閉店を決定した。

同地域の「深夜酒場ないす」は10月31日まで営業可能となったと発表し営業を継続している。

現在その他各店は移転先として①八雲2の並び ②サマセットエリア(響、Rainbowなど) ③新華路エリア(新橋、焼き鳥茜やAirなど)④西北湖エリア ⑤いっそのこと沌口(田舎屋、武蔵、秋桜など) を検討している模様だが、「スナックやバー関係は現在の来客情況をみると立ち退き料金をもらって閉店して個人的にパトロンにお金をもらうパターンになるのではないか。(武漢日本人駐在員)」という状況。

武漢在住日本人は「光谷に1軒くらい来てほしい」と語っている

青く塗りつぶした部分は解体ずみ。赤枠はこれから交渉。水色枠が今回の再開発対象エリア

日本料理屋 中秋節~国慶節営業情報

武漢の日本人駐在員利用の日本料理屋(掲載店)の営業状況回答は下記通り
【漢口】
八雲1: 休みなし
響:29日~10月2日休業(系列RAINBOWは営業)
長野屋:9月30日~10月4日休業
深夜酒場ないす:休みなし
花月 :沈店長に問い合わせ13564812937
焼き鳥茜:休みなし
縁楽:毎週月曜定休日以外休みなし
新橋:9月30日~10月2日休業
八雲2:未開店
スシロー2:休み無し

【漢陽沌口】
田舎屋:休み無し
武蔵:休み無し
スシロー1:休み無し

その他新世界エリア(ROSE~Raysまで)が28日までに一斉立ち退き封鎖を通告されているため多くの日本料理屋が営業できなくなる可能性あり。非掲載店は各店のHPまたはサイトで確認必要。


なお各医療関係は基本対応は可能とのこと。

武昌中心部にマリオットホテルが開業

米マリオットホテルグループのフラッグシップブランド「マリオットホテル武昌」が武昌中心部の中北路沿い漢街北側500mにある襄陽大厦ビル内に2023年10月28日に開業する。

武漢における「マリオットホテル」ブランドのホテルは日本人会では忘年会などでなじみのある「マリオットホテル漢口」(地下鉄2号線、3号線、8号線 宏図大道駅直結)、光谷の東湖高新技術開発区の中心部のオフィスビル街にある「マリオット光谷」(高新大道と光谷六路交差点東北側、最寄り駅は地下鉄11号線光谷六路)と既に2店が開業しているが、今回のホテルは武漢地区3店目の「マリオットホテル」となる。
武昌中心部の漢街に近いロケーションとして観光客や省政府関係者、光谷、東湖高新開発区方面のビジネス需要を取り込む。

これで武漢のマリオットグループのホテルは下記となる
★印はWuhan.jp厳選日本人お勧めホテル掲載ホテル

マリオット 漢口1★ 光谷1 武昌1(10月28日開業)
ウェスティン 武昌1★ 漢陽1★
シェラトン 漢口1
ルネッサンス 武昌★1
フォーポイント  江夏1
フェアフィールド   武昌1 江夏1

来年にはマリオットグループの最上位ブランドの「リッツカールトン武漢」が漢口の越秀金融汇(武漢市江漢区解放大道と新華路交差点東北部分)に開業する予定

関連ブログ 武漢ホテルランキング2023

■データ■
日本名;武昌マリオットホテル(通称:マリオット武昌)
英文名:Wuhan Marriott Hotel Wuchang
中文名:武漢襄投万豪酒店
住所:湖北省武漢市武昌区中北路239-6号
電話:17720556067
百度地図リンク

スシロー武漢2号店レポート

スシロー2号店を現地写真家のR800さんが訪問。写真を当サイトに寄せてくれた。
レポートによると1号店よりやや小さめながらほぼ同じシステムおよび味、値段。
漢口に住む日本人にとってこれまで若者のスポット「花園道」周辺やOleの入居する「萬象城」が週末のショッピングなどの活動範囲最北端であったが、スシロー2号店が開店したことにより、同店の入居するショッピングモール「天街」や青年路をはさんだ向かいにある昨年開業のモール「華発中城商都MALL」などが今後加わるだろうとしている。

All above pictures captured by “Photographer R800”

ウェスティン漢陽のおすすめ中華料理店

9月6日に開業したウェスティン漢陽の中華料理「云汀」が日本人に合うとこのたびWuhan.jpの閲覧者から投稿があった寄せられた。

湖北省で会社の総経理している投稿者は今回日本から出張で来るVIPが武漢で中華料理を食べたいとの要望があったとしてWuhan.jpおすすめのホテルの中華料理を調査していた。
過去経験のあるシャングリラ、シェラトン、ウェスティン武昌に加え新たに新世界、フェアモント、インターコンチネンタルを調査していたがどこももう1つ。
中華料理は武漢人に聞くと胡錦や太子など中華料理専門レストランのほうがホテルより美味しいとされていたが、VIPはどうしてもホテルを希望しており悩んでいたという。
そこで先週ウェスティン漢陽が開業と当サイトで知り早速試食に行ってみたとのこと。

開業したてのピカピカのロビー

日本人に合う料理の数々

投稿者によると味も広東料理主体のレストランならではの薄味で日本人に合うとしており、スタッフもしっかり教育されていて非常に好印象だったとしいる。
VIPの宴会の選択肢としてこのウェスティン漢陽をお勧めするとコメントを寄せている。

■耳寄り情報■
ウェスティンホテル漢陽では2023年9月30日まで体験特別価格1部屋699元(2人朝食付き)を行っている。詳しくは当サイトもしくは旅行会社(邱さんなど)へ

Wuhan.jpおすすめホテル 漢陽ウェスティンページ
http://www.wuhan.jp/hotel/hanyang1.html#spb-bookmark-8

■レストラン情報■
レストラン名;云汀中餐厅
種類:広東料理および湖北料理
営業時間 11:00-14:00, 17:00-21:30
宴会部屋 4部屋

■ホテルデーター■
英文名:The Westin Wuhan Hanyang
中文名:武汉汉阳威斯汀酒店
運営:米国Marriott(マリオット)ホテルグループ
住所:湖北省武漢市漢陽区龍陽湖東路9号
電話:+86 27-59519999
開業日 2023年9月6日
最寄り駅:地下鉄3号線4号線 「王家湾」
空港:40分 武漢駅:60分 漢口駅25分
フィットネスジム:あり プール:屋内
バー:LOBBY LOUNGE (-23:00)

公式ホームページ

竹馬 9年の歴史に幕

新世界エリアで最も古い日本料理店の「竹馬」より今月9月28日に同店が閉店すると本日同店の朋友圏にアナウンスされた。

「竹馬」は佛山・順徳の元祖「竹馬」(=武漢八雲の系列)の暖簾分けの珠海「竹馬」の分店として2014年12月に新世界ホテル横の旧K11地下1階1食堂街にオープン(八雲との関係などはこちらを参照)、その後2016年2月に旧K11の大型改装工事が開始されるのを機に現在の利済北路へ移転した。

当時は現在の衣料店や靴屋のならびの現「蕎鰻屋」の場所に「丸美3号店」があるくらいで新華路の「丸美1号店」と創世紀広場(現在のGINZA=旧ラウンジ16のあるビル)5階にあった「花見」に並ぶ接待や宴会が可能な日本料理屋として連日繁盛していた。

そのうち同地域に「八雲」、焼肉「帝(=閉店)」、「深夜酒場ないす」などが順次開店し、ナイトクラブもこぞって開店、新華路からお好み焼き「花月」も移転し同エリアは武漢最大の日本人街となった。
一方沌口エリアも日本料理店やナイトクラブの開店が相次ぎ、徐々に日本料理ビジネスが飽和状態となり2018年を境に「丸美3号店」や「花見」が撤退。漢口の他エリアでも「吉乃川」、「KING大志」、「菊乃井」といった老舗店が閉店していった。(商工会ホームページではいまだ掲載されているが・・・)

そんな中「竹馬」も客数が減り2019年8月の焼肉店への業態(実際の料理屋店員は同じであった)変更など生き残りをかけて奮闘、武漢商工会の月例会や各種日系企業の宴会、根強い固定客の支持にや、コロナ後に八雲が武漢人の間でブームとなり多くの時間待ちの人間が店外に溢れた際に同店が受け皿となったりと相乗効果でなんとか営業を続けていた。

しかしながら昨年武漢市は新世界地区南側の低層住宅街の都市再開発計画を決定、同地域の家主から各店に将来の立ち退きについて案内され始めた。
ところが移転のための物件探しを開始するタイミングで半導体・パネル業界の出張者が激減、自動車業界も販売不振などにより出張者が減るなど徐々に日本人客が減り続け、
先月末の家主からの最終退去通告を受けたのを機会にこのたび退去期限の9月28日で営業を終了することになった。

あと3週間、武漢に居る日本人は竹馬で食事をしていただき武漢の記憶に刻んでいただきたい。

  

満を持してWestin漢陽 本日開業

米マリオットホテルグループの運営する高級ホテルブランド”Westin”の武漢第2号店WESTIN漢陽が本日9月6日に漢陽王家湾の摩爾城(スシローの上)に開業した。


部屋数332を備え、各部屋は明るい色のフローリングを基本として清潔感を出している。中華料理やビュッフェレストラン、そして夜23時まで営業しているロビーラウンジがあり、フィットネスジムや屋内プールも完備している。


会議場や宴会場の合計面積は1,814㎡。そのうち1,066㎡の大会議場は高さ8m面積93㎡のLEDスクリーンが併設されており、可動壁で様々な広さに仕切るることが可能。



開店記念として本日から月末30日まで体験特別価格1部屋699元(2人朝食付き)を行っている。
詳しくは当サイトもしくは旅行会社(邱さんなど)へお問い合わせください

Wuhan.jpおすすめホテル 漢陽ウェスティンページ
http://www.wuhan.jp/hotel/hanyang1.html#spb-bookmark-8

■データー■
英文名:The Westin Wuhan Hanyang
中文名:武汉汉阳威斯汀酒店
運営:米国Marriott(マリオット)ホテルグループ
住所:湖北省武漢市漢陽区龍陽湖東路9号
+86 27-59519999
開業日 2023年9月6日
最寄り駅:地下鉄3号線4号線 「王家湾」
空港:40分 武漢駅:60分 漢口駅25分
フィットネスジム:あり プール:屋内
バー:LOBBY LOUNGE (-23:00)

公式ホームページ

スシロー武漢2号店 明日漢口に開店

今年6月に漢陽の王家湾で1号店を開店したスシローが早くも2号店を漢口の天街の地下1階に開店する。
天街は2021年にオープンした比較的新しい商業モールで屋上に子供が楽しめるスポーツ遊戯場があるとしてファミリー向けに大人気のモール。武漢の日本人にとっては昨年2022年に大使館主催のJapan Festivalがここで開催される予定だったがコロナで延期になり場所が武昌の漢街に変わったことで記憶に新しい場所。
地下鉄2号線・7号線范湖駅直結(地下鉄とはB2で直結)でアクセスも簡単。

本サイトではまたレポートをお届けする予定

免税制度が23年4月より変わっています

今まで一時帰国時にパスポートを見せるだけで免税で買い物ができていましたが、悪質な外国人転バイヤーなどの影響で今年4月1日から海外に在留していることを証明する書類が必要になります。
詳しくは観光庁ホームページより抜粋した下記詳細をご参照ください

①日本国籍の場合
・国内以外の地域に引き続き二年以上住所又は居所を有することを在留証明又は戸籍の附票の写しにより確認がされた者※
※在留証明、戸籍の附票の写しは、免税購入対象者が最後に入国した日から起算して6月前の日以後に作成されたものにて確認する必要があります

PDF版は上記図をクリック



②外国籍の場合
・「短期滞在」、「外交」、「公用」の在留資格を有する者
・出入国管理及び難民認定法第十四条から第十八条までに規定する上陸の許可を受けて在留する者等

PDF版は上記図をクリック

光谷で懸垂式モノレール体験乗車会実施

光谷地区の北に位置する行楽地「九峰山」と南に位置する「龍泉山」の間、全長10.5キロを結ぶ中国初の営業用懸垂式モノレール「光谷空軌旅游線」の体験乗車会が7月に実施されたと長江日報が報じた。
このたび当サイトでも路線図ページ内にモノレール路線図を設置した。

地元報道によると7月10日にはタイからの観光客72名を、同16日には市民100人が体験試乘を行い朋友圏やWEIBOなどで一足先の空中散歩が発信されている。

WEIBOに投稿された
試運転車輛

今回の中国初となる懸垂式モノレールは柱や橋梁によって支えられたレールににぶら下がるようにして走行するタイプで日本では「千葉都市モノレール」、江の島の「湘南モノレール」、広島「スカイレール」などが同じ懸垂式だ。

今回光谷に導入された車両「光谷光子号」は2両編成。全長は約24メートル、幅は2.5メートルで、最大定員は200人余り、最高速度は70km/h。青島中車股份公司で製造され昨年8月26日に完成し武漢に運搬され引き渡された。

発車、停車、ドア開閉など運行にかかわる全ての操作が自動制御され、非常事態のために1名乗務員が乗り込み対応を行う。

WEIBOに投稿された試運転車輛

「光谷光子号」の最大のアピールポイントは車内からの眺望で、側面の大きな横窓に加え床に真下の風景を楽しめる透明の大きな窓が設置されている。(スカートの女性はご注意を)

途中地下鉄11号線とトラムに接続し光谷だけでなく漢口・漢陽、鄂州など武漢近郊都市からの行楽客の足となる予定で、2023年後半の正式開業を目指している。

将来第二期として北は九峰山から花城大道まで、南は龍泉山から牛山湖まで延伸され現在懸垂式モノレールとしては世界最長の千葉都市モノレールの15.2キロをはるかに越え、全長26.7キロのモノレールになる予定。
(モノレールの世界最長は重慶軌道交通3号線の65.9キロ)

「光谷空軌旅游線」路線図と予定駅名

中国南方航空 武漢~ソウル再開

中国南方航空は武漢 ~ソウル線を9月28日から週5便再開することを発表した。
先に発表された大韓航空と異なりソウル出発が17:30ということで、日本を午前中に出発しソウル仁川経由で国際線乗り継ぎで荷物を預けたまま武漢に入ることが可能となる。日本から多くの買い物を持って帰る日本人や中国旅行者にとっては直行便に次ぐ人気路線になると思われる。

武漢~ソウル便はコロナ以前は航空会社3社が運航していたが、日本が7月1日に東方航空の直行便が再開されても再開していなかった。
しかし武漢にある韓国領事館の働きかけもあり、大韓航空が9月24日から週3便を再開させることを決定。同便の予約も好調となっており今回南方航空も再開させることになった。

同路線の運航スケジュールは以下の通り。

武漢→ソウル仁川 CZ 6079便:武漢12:30発 → ソウル仁川 16:30着
ソウル仁川→武漢 CZ 6080便:ソウル17:30発 – 武漢 19:45着
運航曜日:日・月・火・木・金
使用予定機材:B737-800

武漢空港関係者によると現在武漢国際便は香港、成田とも好調。東方航空によると「金を生む路線」とされており現在成田便増便と関西空港線の申請も行っているとのこと。

8/30より入国時の抗原検査陰性結果提出が不要に

中国外務省(外交部)は2023年8月30日より中国入国時に要請していた出発前48時間以内にの新型コロナ肺炎検査の陰性結果提出(自己検査)を不要とすると発表した。

中国政府は入国者に対し出発に指定機関でのPCR検査を義務付け、陰性結果を中国大使館の運営するアプリを通じて提出させ、当該アプリで旅行者に与えられるQRコードが大使館の検査結果確認により青色となっているのを各航空会社が搭乗手続き時に確認しないと飛行機に乗れないという厳格なシステムを取っていたが、本年4月29日より48時間以内に自主的に行ったPCR検査もしくは市販抗原検査キットによる陰性結果を知れていされたアプリに自己申告する制度に変更、航空会社の結果照合も不要となるなど緩和されていた。

今回の検査提出制度撤廃により2020年2月から要求されてきた入国に必要な新型コロナ肺炎に関わる手続きが全て撤廃される。。

抗原検査結果 あの検査キットに似ているので最初はギョッとした人が多かったとのこと

武漢~台北便9/25から再開

中国東方航空はコロナで一時休止していた武漢 ~ 台北(桃園)のフライトを9月25日から週2便で再開すると発表した。

フライト詳細は下記どおり

武漢→台北(桃園) MU 2087便:武漢 15:05発 – 台北17:30着
台北(桃園)→武漢 MU 2088便:台北18:40発 – 武漢21:20着
使用機材:ボーイングB737-800
運航曜日 月曜・木曜
運航開始日:2023年9月25日

今後日本からの帰国の際、台北経由武漢という選択肢や日本から台湾と武漢をからませた出張も可能となる。

関空国際線「ANAラウンジ」午前11時以降プライオリティ・パス利用者の利用が可能に

クレジットカード上級会員などが加入している空港ラウンジ会員の「Priority Pass(プライオリティ・パス)」はこのたび関西空港国際線セキュリティエリア内の「ANA LOUNGE(ANAラウンジ)」を午前11時以降で最長3時間の利用が可能になると発表した。

場所は、第1ターミナル国際線ゲートエリア北ウイング(イミグレ入って左側)2階、15番ゲート付近。現在同ラウンジの利用可能時間は、月・水・土曜が午後9時半まで、火・木・金・日曜が午後5時までとなっているが9月1日からはすべての曜日で午後9時半まで利用可能となる。

ANAでは以前は羽田空港と成田空港の国際線のANAラウンジでプライオリティ・パスの利用が可能となっていたが現在は成田空港国際線ターミナルのみとなっていた

湖北日本人会 秋祭り開催

2022年の4月の新年会依頼途絶えていた湖北日本人会(日本人有志会)のイベント「AUTUMN FESTIVAL」が9月16日土曜日に開催される。

湖北日本人会は2020年の武漢帰還便チャーター機で武漢へ復帰した日本人とお世話になった政府関係者で武漢帰還記念イベントとして2020年8月にSUMMER FESTIVALを実施。チャーター機搭乗された有志の方々の支援金やチャーター機に関わった旅行会社、イオンの支援、ホテル側の宣伝効果の割引などもあり初回は全員無料で開催した。
2021年は有料となったが参加人数は200人となり、北京大使館から貴島公使も参加されたり現地若手バンドの演奏やバンドのファンを招待するなど日中友好の盛大なイベントとなった。

2022年は新型コロナ感染拡大で夏は断念、秋に実行を計画するも感染が収まらず断念していた。

開催要領は下記通り

2023 武漢AUTUMN FESTIVAL
日時:2023年9月16日 土曜日
開場:16:30 開宴:17:00
場所:車都金盾大酒店3階大宴会場(下記地図参照)
参加費:280元/1人 (140cm以上、参加チケット必要)
    120cm~140cm 140元/人
    120cm以下無料
主催:湖北日本人会
後援:在中国日本大使館、日本貿易振興機構、アサヒビール
★参加チケット入手場所★
下記日本料理店各店でチケット入手可能
漢口:八雲、響、長野屋、花月、竹馬、蕎鰻屋、縁楽、焼鳥茜
沌口:田舎屋、武蔵、富士山
※孝感の方は湖北日本人会役員が購入代行

料理;バーべーキューバイキング、ビール
演目;バンド演奏、抽選会など
■賞品募集要項■
事前申請必要(賞品現物はイベント当日に持参)
メール(または微信)で湖北日本人有志会役員の池田さん宛に、下記内容を連絡必要。
・所属会社(機関)名
・お名前
・景品品名
・景品個数
メールアドレス:2023autumnfes@wuhan.jp

ビザ取得時の指紋登録が不要に

日本にある中国大使館は8月9日にビザ申請に必要だった指紋登録を2023年8月11日から12月31日までの間免除すると発表した

発表内容下記通り

中国査証申請についてのお知らせ2023-08-09 07:02

  2023年8月11日より2023年12月31日にかけて、中国駐日本国大使館•総領事館は下記の中国査証申請者に対して、生体認証データ(10本全ての指紋)の採取を免除いたします。

  一、査証種類:M(商業•貿易)、L(観光)、Q2(親族訪問)、G(トランジット)、C(乗務員)

  二、有効回数:1回、2回

  ただし、大使館・総領事館の判断により、生体認証データ(10本全ての指紋)の採取が必要とされる場合は、追加採取にご協力願います。


詳しくは下記HPをご参照ください

中国査証申請についてのお知らせ – 中華人民共和国駐日本国大使館 (china-embassy.gov.cn)

居留証取得時のパスポート預かり制度が廃止

公安部・国家移民管理局は8月3日、「外国人が居留許可を申請する際にパスポートを預かることを不要とする」と発表した。

今まで外国人の居留許可申請時に公安機関出入国管理部門がパスポートを預かり、居留許可を交付する際に返却していた。

国内移動やホテル宿泊には代わりに貰う預かり証を提出すれば良いが、国外には移動出来なかった。

原則パスポートは申請時にその場で確認して返却するという事だが審査員の判断によりパスポートを預けることを求める可能性もあるとの事。

また上記のほか、到着ビザ制度も発表された。ビジネス商談、商務貿易交流、設備等の据付・修理、展示会・フォーラムへの参加、投資・創業などのために入国する外国人に対し、国外でビザの取得に間に合わなかった場合、企業による招待状及び証明書類などきより到着ビザを申請して入国が可能になったり、一次ビザを入国後3年間マルチに変更する事も可能になるという。

具体的な手続きはまだ明らかになっておらず今後の情報に注視必要。

八雲2号店情報広州HPで掲載

先週広州の日本人情報サイトGuahzhou.jpに八雲第2号店開店のニュースが掲載された。
同サイトは今年の春に珠海と広州を中心とする日本人駐在員が当サイトを参考にZhuhai.jpとGuangzhou.jpとして開始、すでに検索ワードによってはYahoo検索(Google)検索上位にランキングされている。
八雲はもともと広東省の広州(すでに閉店)、順徳、佛山に開店している「竹馬」の湖北進出版。武漢のオーナー向先成氏や夫人の蘇英氏そして店長の鄧小蘭(通称:小ラン)さんも2017年の武漢店開店前は広東省で勤務していた。
広東省「竹馬」は広州南部の主に自動車部品関係会社に長年利用されている日本料理屋とあってこのたび広州版でもニュースとしてアップされた。
広州Guangzhou.jpの八雲新店ニュースはこちら
武漢八雲(佛山、順徳「竹馬」系列)2号店開店 – 広州日本人生活情報 (guangzhou.jp)

大韓航空9月24日直行便再開。ソウル経由で当日以内に羽田に。

先日お伝えした9月24日の武漢~ソウル直行便の予約好調を受け、大韓航空は正式に9月24日から武漢~ソウル直行便を再開すると発表。
運航は水曜・金曜・日曜の週3便。使用機材はエアバス大型機のA330になる。
便名と時間は下記通り。

武漢→ソウル KE138(9/24-) 12:15 →16:00 水、金、日
ソウル→武漢 KE137(9/24-) 8:50 →11:10  水、金、日

これにより武漢を正午過ぎに出て羽田、関空、福岡、名古屋など主要都市へその日のうちに国際線として到着することが可能になった。
日本への出張時には金曜日フライトで帰国し土日をゆっくり家で過ごし、月曜から稼働という方法や、まじめに日曜に帰国というのも可能。
ソウル仁川からの羽田到着便は大韓航空の場合22:50と空港を出るのが23時台になり、郊外への終電は京急が23時28分発(品川行き京急最終は23:51、浜松町行モノレールは23:48)で間に合うか微妙だが、羽田というロケーションは家族や友人に迎えに来てもらうとかが可能なのでかなり利用客が多いようだ。

主な18:00以降の仁川発の便は下記通り(★はコードシェア便、NHは全日空、JLは日本航空)

■ 仁川 ✈ 羽田 
KE719大韓航空(JL5256 ★)             20:30✈22:50   B737-900
OZ178アシアナ航空 (NH6896 ★)     21:10✈23:30  A321
MM808ピーチ   22:35    ✈ 00:55(翌日)    A320     

■ 仁川 ✈ 関西空港
KE721大韓航空(JL5214 ★)19:10✈21:05 737-8-MAX
OZ116(アシアナ航空(NH6956 ★) 19:20✈21:05     A321     
MM010 ピーチ 21:00✈22:50 A321

■ 仁川 ✈ 福岡
OZ136アシアナ航空 (NH6898 ★)     18:20✈19:40     A321
TW295ティーウェイ航空            18:25✈19:50  B737       
KE781大韓航空  (JL5224 ★)           18:35✈19:55  737-900

■ 仁川 ✈ 名古屋
7C1608チェジュ航空      18:00✈19:50     737-800
KE743大韓航空(JL5218 ★)          19:05✈21:05  737-900 

Wuhan.jpでは9月1日以降の航空便をPDFにて随時更新中!

セブンイレブン念願の新世界エリア出店

2019年3月に武昌漢街で1号店を開店したセブンイレブン湖北。武昌と光谷を中心に地道に店舗数を増やし現在36店舗まで拡大した。しかし漢口中心部とりわけ武漢広場やハートランド、K11といった大型高級商業モールの集まる武漢No.1の商業エリア、いわゆる「新世界エリア」への開店はまだ実現されていなかった。

そんな中ようやく今回2023年7月26日(水曜日)、K11オフィスビル「K11 Atlier」の1階ロビー内に小規模ながら念願の出店を果たした。

今回の店舗は主にK11オフィスビルに入居する企業の従業員の来店を前提としているが汇豪邸など周辺マンション住民や新世界オフィスビルで働くOL、さらにはK11の駐車場に停めて道をはさんだ向かい側の同済医院に行く客など様々な客層が来店しているという。

武漢の日本人駐在員は下記コメントしている
●ローソンのサンドイッチのパンが美味しくないがセブンイレブンのパンは美味しいので(今回の出店は)嬉しい
●2020年の武漢帰還チャーター機のホテル隔離(通称合宿)14日間の朝食は毎朝セブンイレブンにお世話になっていた。今回家の近くに出店すると聞き開店を楽しみにしていた。

セブンイレブン湖北の林牧也総経理によると本年中に武漢内に50店舗を開店、2024年に80店舗、2025年に100店舗の開店を目指すとしている。


■データ■
セブンイレブン武漢 漢口K11店
住所;湖北省武漢市硚口区解放大道626号K11 ATELIERビル1F
開店日:2023年7月26日

Photo by Photographer R800

8月、八雲が漢口越秀に2店目を開店

2017年漢口新世界エリアに凱旋帰郷開店を果たし、現在は武漢日本料理店のトップに昇りつめた八雲(正式名:八雲神川)が2023年8月、ついに第2店を漢口の新華路越秀金融汇に開店する。

新店は現本店より個室数を増やし11個室を完備。連続する5部屋の可動壁を取り除くと最大55人収容が可能となり最大派閥人数の関西近畿会も開催できるという。
現地では工事が最後の段階に差し掛かっており、あとは細かい内装工事を行って開店準備が終わるという。

開店は8月になる予定。当サイトではWuhan.jp飲食店サイトに新店掲載を行っている
http://www.wuhan.jp/restaurant.html


■新店データ■
住所:漢口江漢区越秀国際金融汇二期13棟単元1-2層商5.6号
☎:18064021182
営業時間:平日 11:30-14:00 17:00-22:30
予算:150元/人~
テーブル席複数+個室11部屋あり(各部屋4人、6人、8人、10人、20人)
部屋拡大後最大55人収容可能。 日本語対応可能
★Wuhan.jp特典★
「WUHAN.jpのページを見た」と言ったお客さんはビール1杯無料(1人1回のみ)

協和病院(ヨシダクリニック)前の新華路東側「越秀金融汇」の北側開店

9/24(日)武漢~ソウル直行便運航

大韓航空は9月24日日曜日だけソウル(仁川)~武漢直行便を下記スケジュールで運航することを発表。すでに本日からチケットを販売している。
仁川→武漢 KE137 仁川8:50→武漢11:10
武漢→仁川 KE138 武漢12:15→仁川16:00
使用機材は777-300ERでエコノミークラスは現時点で1,607元で予約が可能。
大韓航空は今月から長沙便など多数の都市で直行便を復活させているが、なぜか領事館のある武漢の直行便復活は難航していた。

9月24日の1日だけ復活する武漢ソウル直行便の大韓航空ホームページ予約画面

この便を使用すると仁川経由で羽田空港・関西空港・名古屋・福岡など仁川18:00発以降の便で国際線乗り継ぎで当日中に日本へ帰国が可能となる。

たとえば関西空港へは12:15に武漢天河空港を出発しソウル仁川で乗り継ぎのあと下記通り21:05に到着が可能。仁川では3時間10分と余裕のあるトランジットになる。

9月24日 日曜日 武漢→ソウル仁川→関西空港の予約画面

主な18:00以降の仁川発の便は下記通り(★はコードシェア便、NHは全日空、JLは日本航空)

■ 仁川 ✈ 羽田 
KE719大韓航空(JL5256 ★)             20:30✈22:50   B737-900
OZ178アシアナ航空 (NH6896 ★)     21:10✈23:30  A321
MM808ピーチ   22:35    ✈ 00:55(翌日)    A320     

■ 仁川 ✈ 関西空港
KE721大韓航空(JL5214 ★)19:10✈21:05 737-8-MAX
OZ116(アシアナ航空(NH6956 ★) 19:20✈21:05     A321     
MM010 ピーチ 21:00✈22:50 A321

■ 仁川 ✈ 福岡
OZ136アシアナ航空 (NH6898 ★)     18:20✈19:40     A321
TW295ティーウェイ航空            18:25✈19:50  B737       
KE781大韓航空  (JL5224 ★)           18:35✈19:55  737-900

■ 仁川 ✈ 名古屋
7C1608チェジュ航空      18:00✈19:50     737-800
KE743大韓航空(JL5218 ★)          19:05✈21:05  737-900 

武漢国際線増便難航中

武漢からの国際便の増便が難航している

コロナ前はデイリーで就航していた大韓航空も本日12日の中国線増便発表の中に武漢線は入っていなかった。また当サイトで先日お伝えしていた南方航空についても8月増便が難航、9月で交渉しているとのことだ。

本日大韓航空は仁川〜長沙を7月19日から週5往復、仁川〜威海を9月27日から週4往復、仁川〜厦門を7月25日から8月8日まで週3往復を再開すると発表。
韓国領事館のある武漢の韓国直行便はリストに載っていなかった。

日本では地方都市の韓国便が順次再開しており、仁川~武漢便が実現すると地方都市から国際便のスルーバッゲージで武漢に移動出来るとして武漢駐在日本人にとってもソウル直行便再開は実現してほしい便であると言える。

なお今回の発表で大韓航空は、仁川〜長沙・威海・上海浦東・瀋陽・青島・北京首都・延吉・大連・広州・天津・南京・西安・深セン・厦門・杭州線とソウル金浦〜北京首都・上海虹橋線、済州〜北京首都線の中国18路線を運航することになとのこと。

成田空港出国検査後エリアにカードラウンジがオープン。食事やアルコールも

成田空港の第1・第2ターミナルの出国手続き後のセキュリティーエリアに、クレジットカード会社ラウンジが2023年7月12日よりオープンすると発表された。

現在武漢から日本への直行便は成田空港への中国東方航空しかなく、同社がデルタ航空、エアーフランス=KLM、大韓航空グループのSky Teamアライアンスの所属となっているため、復路の出発時に成田空港ではJALなどのワンワールド系やANAのスターアライアンス系の上級会員が出国検査後は「平民」に戻りひたすら買い物をするか、空いているベンチで座るしかないという状況に陥るため、あえて上海経由や香港経由で日本と往復する駐在員もいるという。

今回オープンするラウンジは第1ターミナルは出国検査後の搭乗フロア(3階)の南と北ウィングを繋ぐエリア(下記地図参照)に開業する「I.A.S.S SUPERIOR LOUNGE 希和 -NOA-」と第2ターミナルは出国後のサテライト渡り廊下の根本部分のから1つ上の階である4階に上った場所にある「I.A.S.S SUPERIOR LOUNGE 虚空 -KoCoo-」

 いずれのラウンジも「日本らしさを感じていただける空間」をコンセプトとし、食事やデザートの他、各種ソフトドリンク、アルコール類が楽しめるとのこと。

これによりゴールドカードを所有している方は武漢への飛行機を待つ間ラウンジでゆっくりと出発を待つことが可能となる。ちなみに筆者は武漢の”知り合い”に頼まれるIQOS(の弾)や化粧品類(很贵[泣])と週刊ポストなどの週刊誌を買い込むためラウンジに居る時間はあまりない。

今回のニュースにを聞いて武漢駐在経験のある会社員は「コロナ以前は春節や国慶節の最終日の前日の夕方の成田空港全日空ラウンジでは武漢関係者がテーブルを囲んで飛行機に乗る前から出来上がったりして武漢の会社を超えた繋がりを実感していたが、久しぶりにその光景が成田で復活すると思うと胸が熱くなる」とコメントしている。

I.A.S.S SUPERIOR LOUNGE 希和 -NOA-

所在地: 第1ターミナル中央ビル3階
営業時間: 7時30分~21時(8月9日まで9時~16時)
席数:54席

I.A.S.S SUPERIOR LOUNGE 虚空 -KoCoo-

所在地: 第2ターミナル本館4階
営業時間: 7時30分~21時(8月9日まで9時~16時)
席数:59席

フェアモントホテルで米国独立記念式典

本日7月4日 米国駐武漢総領事館は独立247年記念式典をフランス資本の漢口CBDにあるフェアモントホテル(Fairmont Hotel)で開催、同ホテルが武漢実質NO.1ホテルを証明することになった。
米国大使館や総領事館は自国の資本のホテルを利用するのがセオリー、武漢では大型クラスでは米国資本のホテルはマリオットが5つ(マリオット漢口、ウェスティン、シェラトン、マリオット光谷)、ヒルトンが2つ(漢陽、光谷)、ハイアットが1つ光谷にある。それら8つのグランドホテルを差し置いて今回フランス系で開催したことは非常に驚きであった。
またマリオットは近日中にさらにもう1つ「ウェスティン漢陽」を王家湾に開業する予定だったので開業記念にはうってつけのこけら落としイベントになると誰もが予想していた。
WUHAN.JPのホテルランキングはフランス人駐在員や米国人駐在員のレポートも評点に加味しているだけに結果が影響しているのかもしれない。

駐武漢米国総領事と握手するJETRO武漢佐伯所長
今年からジャズバンドも登場。バンドを起用するトレンドは日本が作ったのかも

2023年1月に発表したホテルランキング。フェアモントが2年連続1位をキープしている

スシロー武漢 開業1か月

6月9日に開業したスシロー武漢(漢陽 王家弯)は今週末に開業1か月を迎える。

スシローは香港で店舗展開を成功させたのちに2021年中国大陸内1号店を広州東方宝台広場にオープンさせた。寿司だけでなくラーメンや揚げ物など日本の人気メニューやスイーツもラインアップしていることより瞬く間に広州の日本食ファンの心をつかみ、広州正家広場、万陵会、岳匯市などに次々と店舗をオープン。現在、中国の広州13店舗、深圳5店舗、成都4店舗、佛山2店舗、そして先月武漢と重慶に開店した。

武漢店は365隻を備える大型店舗にもかかわらず開店からしばらくは長蛇の列の人気店となった。
最近ようやく一巡したのか土日でも待ち時間は短くなっている模様。
そんなスシロー武漢1号店をこのたび武漢在住カメラマンR800さんが取材した。

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スシローが入るモール「摩尔城」は、地下鉄3&4号線 王家湾駅 E口に直結。
各テーブルに備え付けられた日本語表示が可能なタブレットから個別注文が可能。
また、日本語が出来るスタッフも居る。

Photo by photographer R800

マグロ寿司2巻は10元、アサリ味噌汁14元、茶碗蒸し16元。日本人には少し高いが中国としては寿司では安いほう。

Photo by photographer R800

同じく10元メニューの鯖寿司とマグロ炙り寿司

15元や20元、28元の寿司もある。サイドメニューは豊富 


期間限定のメニューサイドメニューもある


■データ■
寿司楼 武漢摩尔城店
場所:漢陽区王家弯摩尔城 地下1階
営業時間 
月~木 11:00-22:00
金11:00-22:30 
土10:30-22:30 
日・祝10:30-22:00

武漢軽音部 海岸線ライブ

武漢軽音部です
6月10日に恒例となりました武漢軽音部海岸線※ライブ!
新曲含め17+1曲、ちょうど大学受験が終わった週末だったこともあり、
学生さんたちを中心に大変盛り上がりとても楽しかったです \(^o^)/
写真部の方々にも多数ご来場いただき、たくさん撮っていただきました。
ありがとうございました。一部掲載させていただきます。
【投稿:武漢軽音部代表】
※武漢市武昌区にあるライブハウス→詳しくはこちら

Photo by Photographer R800

中国東方航空 武漢直行便予約開始

本日より中国東方航空(MU)は成田=武漢直行便の予約を開始した。
Wuhan.jpが同社ホームページで確認した画面は下記通り。
中国東方航空は6月1日に東京成田=武漢直行便を毎週火曜日、土曜日の週2便を7月1日土曜日から再開すると発表していた。
使用機材はボーイングB737-800型機を予定
便名や時間は下記通り
東京成田→武漢 MU2616 東京成田12:05-武漢16:10
武漢→東京成田 MU2615 武漢7:30-成田11:00

武漢軽音部 サマセット10周年記念ライブ

武漢軽音部です。
6月4日に武漢武胜盛捷酒店公寓(サマセット漢口)の7階ロビーにて、サマセット10周年記念のイベントとして武漢軽音部のライブコンサートをやりました。
当日は居住者/出張者やゆかりのある方々など多数ご来場いただき大盛況で、ご参加ありがとうございました。
次週6月10日(土曜日)に武昌のライブハウス海岸線で久々の単独ライブを予定しておりますので、お時間ありましたらぜひお立ち寄りください。入場無料です。
【投稿:武漢軽音部代表】

Photo by “Photographer R800”

スシロー武漢 6月9日開店

6月5日の長江日報ネット版はスシロー武漢1号店(漢陽区王家湾摩尔城B1)が6月9日に正式開店すると報じた。
記事によると当該店では最終的に80種類以上の寿司に加え150種類の料理を提供する予定で、気になる寿司の値段は1皿10元~28元と広州とほぼ同じ値段になるとのこと。
日本にちなんだスイーツや天ぷらなど開店に合わせ各種日本的なメニューも用意するとしている。
場所は漢陽・開発区で一番大きい商業エリア王家湾地区にあるモール「摩尔城」。
漢口からは二環線が直結しており、中央を貫く龍陽大道は東風大道に直結し、地下鉄4号線と3号線の交差する乗換駅があり沌口に住む日本人のアクセスも非常に容易だ。

スシロー武漢1号店詳細はこちら

開店準備完了の武漢1号店外観(長江日報ネット版より)
スシロー武漢1号店の場所。WESTINホテルは近日開業

東京ー武漢直行便 ついに復活

中国東方航空は東京成田=武漢直行便を7月1日土曜日から毎週2便(火曜日、土曜日)を再開すると発表した。
使用機材はボーイングB737-800型機を予定
便名や時間は下記通り
東京成田→武漢 MU2616 東京成田12:05-武漢16:10
武漢→東京成田 MU2615 武漢7:30-成田11:00

現在日本国内許認可手続きを行っており6月中旬に予約受付を開始する予定。

同路線は新型コロナ前は中国東方航空が週3便、全日空が毎日、中国南方航空が週2便を運行していたが、今回中国東方航空が全日空・南方航空に先駆け運行を開始した形となった。
新型コロナ前は中国南方航空がモスクワ、サンフランシスコ、ローマなど長距離国際便を運航しており武漢の国際便といえば南方航空であったが、今回の武漢直行便復活により「華中地区のビジネス顧客を取り込みたい」(同関係者)としている。

なお同社は同時に武漢=シドニー線を週3便(月・木・土)で再開すると発表した。


其の他の便含め最新情報は下記参照
http://www.wuhan.jp/flight.html

黄鶴楼SNS映えスポット誕生

最近武漢で黄鶴楼が見える”映え”スポットが出来たとSNSで投稿が相次いでいると聞き武漢在住フォトグラファーのR800さんが現地を訪問撮影した。

これまで黄鶴楼の撮影ポイントと言えば黄鶴楼公園内の白雲閣の上階から、長江対岸の晴川ホテル付近の長江沿いから、長江大橋の上(下記写真参照)からが定番であった。いずれも武漢在住の若者なら一度は訪れ写真をアップしたことがある場所であり、だれもが撮影するためあまりSNS映えしないと言われ始めていた。


今回区画整理再建期間中限定ながらSNS映えする新スポットが武昌の旧市街地に誕生し連日武漢中の多くの若者が訪れ写真を撮影している。
場所は5号線の黄鶴楼北側の駅「司門口黄鶴楼」駅のB出口、C出口の丁度中間。
地下鉄の出口を上がるとその雰囲気ですぐにわかるという


特別にデザインされた再建壁(都市再開発計画による区画整理&建て替え区域にめぐらされる外壁)越しに黄鶴楼が望めるとして訪れたメンバー全員で記念撮影をしたり、壁に向かってポーズをしたり、様々な撮影を楽しんでいる。


現在黄鶴楼では夜はいつものライトアップにレーザーを用いたライトショーが行われており、週末はかなりの人数であふれている。
フォトグラファーのR800さん曰く「会社帰りの平日がお勧め」とのこと。

場所:武昌区青龍巷85 武漢地鉄5号線「司門口黄鶴楼」站B出口

※この2枚の写真は26日に撮影、壁の文字は27日は削除されている

武漢天河空港 国際線復活ラッシュ

新型コロナ前は成田や関西空を始めサンフランシスコ、カラチ、ローマ、パリなど海外への直行便が飛んでいた武漢天河国際空港だが現在国外・特別地域との旅客便は香港、マカオ、バンコク(タイ)、コタキナバル(マレーシア・ボルネオ島)などに限定されている。

昨日地元メディアは今夏より下記アジア線が順次就航(復航)する報道があった。

6月26日~:韓国・イースター航空、武漢-江原道線(週3便、便名:ZE3981/2, 23:20武漢発 02:20江原道着)

6月28日~:マレーシア・エアーアジアX 武漢-クアラルンプール(週3便、便名D7879/80,23:25武漢発,04:15KL着)。年後半は毎日1便を目指す

6月29日~:マレーシア・バティックエア 武漢-ペナン-クアラルンプール(週3便[水・木・日]便名OD601/2,23:25武漢発,04:25ペナン着、06:25KL着)

7月5日~:韓国・ティーウェイ航空 武漢-韓国務安(週3便、チャーター便、便名TW9671/2, 23:00武漢発,02:10務安着)

7月10日~:フィリピン航空 武漢-セブ (毎週3便、便名PR8388/89,00:35武漢発,04:50セブ着)

7月13日~:インドネシア・ライオンエア 武漢-マナド (週一便 便名JT2746/7,17:05武漢発,22:00マナド着)

大型休暇で日本へ一時帰国の際、荷物の少ない往路はアジアのリゾート地経由という選択肢も可能となるのではないか。
なお残念ながら南方航空の武漢-成田便は7月24日からの復活を目指しているがまだ正式な連絡はない。

領事出張サービス武漢、7月1日実施

日本大使館領事部は2023年度の武漢における領事出張サービスを7月1日(土)9時~11時半に実施すると発表。
領事出張サービスでは、更新旅券の受取・申請や、在留証明その他の証明、在外選挙登録などのサービスを受けることが可能だが、基本事前予約が必須となっている。
詳細は在中国日本大使館の該当ページにて公開中。

会場場所(百度地図)

■日時:2023年7月1日(土)09:00~11:30
■場所:瑞穗中国銀行有限公司 (みずほ銀行 武漢支店) 会議室
武漢市礄口区解放大道634号 新世界中心写字楼A座5楼
百度地図右QRコードもしくはhttps://j.map.baidu.com/6b/Axj
(電話)027-8342-5126※【サービスの問い合わせは不可】
日本大使館「領事出張サービス(武漢市)」→https://www.cn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_001048.html
■問い合わせ先:在中国日本大使館(北京市)

※みずほ銀行武漢支店は会場提供をしているのみですのでサービス詳細の問い合わせ北京の日本大使館まで。

領事出張サービスは毎年行われており昨年度はコロナの影響で3月15日土曜日に開催された。1年で2回行われるのは珍しいケースとのこと。

2023年5月、日中フライト増便ラッシュ

5月に入り日中両国の新型コロナ水際対策緩和政策も後押しされる形で日中間のフライトの再開や増便が相次いでいる。
本日も中国南方航空が成田=大連を5月8日から週2便から週4便に、成田=ハルビンを5月10日から週1便から週2便に、成田=長春を5月12日から週1便から週2便に、成田=瀋陽線を5月15日から週2便を週4便に増便すると発表。
先週は中国国際航空が5月から名古屋=北京、6月から福岡=大連=北京を、中国東方航空が5月から名古屋=上海浦東、6月に福岡=上海浦東を再開すると発表したばかり。
今後羽田=上海虹橋や羽田=北京などの路線に加え、関西空港、名古屋、福岡などからの便が今後も増える予定だ。
中国南方航空によると現在申請中の便についても許可が下り次第乗客数などの見込みを判断した上で再開便や増便を検討していくとのこと。
当サイトでは航空会社や空港の発表に基づき随時フライトスケジュールを更新中

労働節休暇中の営業状況出そろう

武漢の日本人御用達の料理屋労働節休みの稼働状況が出そろった。
春節休みにを比較的長く休んだ漢口の「八雲」は今回通常通り営業する。
沌口地区も「田舎屋」「武蔵」をはじめ殆どの店が通常通り営業する。「丸匠」は4月29日~5月3日の期間特別にお昼の時間も営業する。
今年は労働節休みを長めに取る企業が多い一方日本往復航空券もまだ高額ということで武漢で労働節休みを過ごす日本人が多いことに対応した模様だ。
なお医療サービス各院は春節と異なり通常通り対応している。

※丸匠は4月29日~5月3日 お昼の営業を行う

武漢光谷トラム5周年

武漢光谷広場と開発区各地を結ぶトラム「光谷有軌電車」の開通からちょうど5年が経過した。
武漢市では沌口と開発区南端(東風日産武漢工場横)を結ぶトラム「車都有軌電車」T1線が2017年7月28日に開通、2018年4月1日に光谷広場と開発区を結ぶT1、T2線が2018年4月1日に開通した。
トラムは基本バス(公交車)と同じ扱いのため百度地図に路線図が示されず、通勤や外出の際に車やタクシーで見る際に「いったいどこからどこまで走っているのか」と疑問を持つ日本人は多い。

今回当サイトでは地図上にトラム路線図を作成。専用ページ「地下鉄・トラム路線図」内で公開した。
光谷T1は今後鴻海(FOXCONN)工場まで南に延伸される予定で、完成するとT2の終着駅手前の華為(HUAWEI)武漢基地と合わせIT系通勤客を運ぶIT通勤トラムになる予定。
またT2線は光谷4路で光谷の南北の行楽地を結ぶモノレール「光谷空軌旅游線」と接続し、行楽客を運ぶ予定だ。

光谷空軌旅游線は光谷の行楽地九峰山と龍泉山を結ぶモノレール。主に光谷四路の上を通り2022年に起動が完成、現在は試運転中で2023年末までに開業予定。将来的に北は花城大道まで延伸、南は牛山湖まで延伸し全線で26.7kmとなる予定。トラムと同じく地図には載らない路線にてトラム地図に点線で表示している。

時間があればゆっくりと走るトラムから、いつもと違う開発区の風景やめったに行かないITやバイオの光谷開発区を楽しんでみたい。

沌口~漢南開発区を走るトラム「車都有軌電車」T1線路線図
光谷東湖技術開発区を走るトラム「光谷有軌電車」T1・T2線路線図

このほか光谷では光谷五路を南北に貫く地下鉄19号線の第1期(武漢駅~花城大道花山新城~光谷五路~光谷新月渓公園 全長23.3km)が2023年末もしくは2024年上半期に開通する予定。さらにその後地下鉄9号線(地質大学~光谷広場~呉村の南北を結ぶ。2029年頃開通予定)、地下鉄13号線(開通時期未定・临空经济区经盘龙城~漢口 新华路~汉正街~南湖大道~光谷火车站~光谷中心城)、地下鉄17号線(空港~IKEAの横~黄家湖~光谷地铁2号线秀湖駅)、地下鉄29号線(関山~左岭)および卾州への延伸の地下鉄30号線が計画されており10年後には東西および南北のアクセスが飛躍的に便利になる予定。

武漢新世界ホテル 本日開業15周年!

日本人駐在員には最も馴染みの多い漢口の新世界ホテルが、本日4月15日に開業から15年を迎えた。
1990年代に入り解放大道、航空路交差点エリアは武漢の都市計画に基づき近代化が行われ、武漢広場の東側にある国際展示場にちなみ「国際展示場開発エリア」として建設が開始。利済北路の東側の武漢広場と西側の新世界百貨店(現在のK11)、新世界汇豪邸マンション、新世界写字楼オフィスビルとホテルが建設された。
新世界汇豪邸マンション完成とオフィスビルの開業から遅れること2年、2008年4月15日に「新世界ホテル」が開業した。※武漢のホテルやその他の歴史ページ参照

武漢新世界ホテル


当時はまだ外資ホテルは晴川、シャングリラくらいしか無かった時代。モダンできれいなホテルは開業後すぐに結婚式に、会社の宴会に、出張者の定宿にと武漢で一番人気のホテルになった(某日本料理屋の女将も開業後すぐに結婚式を挙げたそう)
隣の新世界汇豪邸マンションには徐々に日本人駐在員が住み始め、JETROをはじめ多くの日本企業が新世界オフィスビルに事務所を構えていたことや、武漢広場にも近いとあってここ新世界ホテルエリアは武漢で一番日本人の集まる場所になった。
現在日本に帰国した武漢駐在経験のある日本人は「このホテルでまさに新しいビジネスが生まれたり、ロビーラウンジで出張者と一杯飲みながら語り合ったり、休みの日に知り合いとの待ち合わせに利用したりと、語りつくせぬ様々な想い出が沢山詰まった場所。機会があればもう一度訪れたい」と懐かしんでいる。
さらに「6階のアメニティフロアには屋外プールや中庭があり、コロナ前はオフィスビルの5階につながっていたため、オフィスビルから抜け出しこっそり休憩するにはちょうど良い場所であった。またプールサイドではバーベキューなど様々なパーティーが行われ楽しませてもらった」と語っていた。

一方現在武漢に駐在している日本人は「新世界ホテルには住んでいないが、たまに少し優雅な朝食を摂りたい時に1Fレストラン「家」の朝食ビュッフェに行っている。熱干面は美味くて出張者にも評判が良い」と当サイトにコメントを寄せている。

1Fレストラン「家」

新世界ホテルのデータはこちらから

英文名:New World Wuhan Hotel
中文名:武漢新世界酒店
営業開始:2008年4月15日
住所:漢口礄口区解放大道630号 →地図1-B
☎+86 27-8380 8888
アクセス:地下鉄利済北路駅(1号線)徒歩5分中山公園(2号線)徒歩5分
空港:30分 漢口駅:10分 武漢駅:40分
フィットネス:あり プール:屋外 冬季閉鎖
バー:ロビーラウンジ

武漢3店目のSam’s Club 漢陽に開店予定

米ウォルマートは系列の会員制大型商店「Sam’s Club」の武漢第3店を2023年に漢陽に開業すると発表した。
Sam’sClubは会員制のホールセール型店舗(いわゆるコストコ型)。1996年8月12日に中国初となる深圳店を開業。その後武漢では硚口に2014年12月16日に開店(場所は2環線沿いの宗関に近い解放路の「漢西一路」交差点)、家電から日用品、食品までいわゆるアメリカの大きな量の多い商品がズラーっと並んでいて、駐在員がホムパ(ホームパーティー)など開催する際には必ず訪れる場所であった。飲み屋の店員もワインやシャンパンを大量に安く買う(店では高額で販売するが)姿が見られ、日本人駐在員には人気の店となった。
その後さらに2021年10月13日に光谷の高新大道沿い3環線内側に第2点目が開店、光谷に住む日本人はホムパを気軽に開催できるようになった。
今回の第3店は国際博覧中心エリアの都市開発区に新しく開業する商業施設内に開店を予定しており、東風本田第2工場やイオンモール・国博中心エリアにほど近く約6万㎡の床面積と1100台の専用駐車場、商業施設共有駐車場600台を備えた大型店舗となる。
規模は既存2店をしの規模で名前も「武漢国博旗艦店」(仮称)とされている。
武漢では昨年9月26日に独スーパーのMETRO(2001年に武漢初出店)が華中初となるMETRO会員制店を武昌の徐東に開店。来客の少ない既存METRO店とは異なり来客が多く中国では家庭の皆で食事をする習慣がありアメリカンスタイルの大量購入が生活スタイルにマッチしている様子。

光谷の飛行機レストラン撤去

2023年2月28日、光谷歩行街に開業した飛行機を改造したレストラン「飛機餐庁」がついに撤去された。
2013年に破綻したインドネシアBATAVIA AIR(本社ジャカルタ)が使用していたB737型機を購入、運送用にバラバラにして光谷歩行街に搬送、3500万元かけて改造し2016年9月9日に中国国内初の飛行機レストランとして開業した。

レストランに入るには専用のチェックインカウンターで手続きを行い、飛行機に渡されたボーディングブリッジを歩いて”搭乗”するなどさながら本物の飛行機に乗るような感覚を楽しむことが出来、機内ではテーブル席で西洋料理のコースを楽しむことが出来た。
新型コロナ前は湖北省近隣のみならず全国から多くの観光客が欧州の街並みを模した光谷歩行街を訪れていたが、新型コロナ後は客足が鈍り今回の営業終了に至った。

SNSでアップされた解体の様子
機内の様子(百度百科より)

イオンモール武漢江夏(仮称) 2023年11月開業

昨年発表のあった武漢4番目のイオンモール武漢江夏(仮称)について2023年3月29日に正式に2023年11月に開業すると発表されました。

イオンモール湖北としては今回長江東岸の武昌地区では初めての出店となり、106,000㎡の敷地面積に約29万平米の売場面積を持つ予定。武漢では経開クラスの大型店舗世なる予定で4000台の駐車場を完備し約260店のテナントが入る予定。

開業する江夏地区は半導体や電子機器、バイオなど先端技術開発区「東湖技術開発区」やソフトウェアやサービス業の拠点「光谷地区」に勤務する市民のベッドタウンとして毎年居住人口が増えている街で付近では層マンションと高架道路の建設ラッシュの状態。
長江西岸の漢南開発区や、人口200万人の衛星都市「咸寧市」から車で1時間以内でアクセスが可能となっており多くの来客が予想される。

沖縄上海フライト復活

中国東方航空は沖縄那覇・上海浦東間のフライトを7月1日から毎日1便運航すると正式に発表しました。
これにより中国各地から沖縄に遊びに行くのが大変便利になります。
詳細は下記通りです

運航会社:中国東方航空(MU、ICAO=CES)
予定使用機材:エアバスA321
運航曜日:毎日
発着空港:
沖縄那覇(IATA=OKA ICAO=ROAH)
上海浦東(IATA=PVG ICAO=ZSPD)
便名:MU2086(CES2086)
①沖縄→上海
沖縄那覇OKA 14:30発
上海浦東PVG 15:55着

②上海→沖縄
上海浦東PVG 9:50発
沖縄那覇OKA 13:30着

Wuhan.jpでは4月22日に下記(5月1日以降)の最新版日中フライトスケジュールを掲載予定!

2023年最新日中間フライト時刻表[羽田上海便増便]

2023年新年度から羽田上海、羽田北京、羽田広州および関西空港便など日中間フライトが大増便。
WUHAN.jpのフライト専用サイトでは随時最新日中間最新フライト時刻表を掲載中。
現在日本航空JAL 全日空ANA 中国東方航空MU 中国南方航空CZなど航空各社はさらに日中間増便申請中で当サイトでは随時更新予定。
最新WUHAN.jp時刻表サイトPDF版もダウンロード可能です
(あくまでも当記事掲載時の予定便です。今後政府役所の許可により変更される場合があります。正確な時刻や運行情報については必ず航空会社の情報をご確認ください。

香港直通高鉄 4月1日に再開

香港と中国を結ぶ「広深港高鉄」の香港側運営会社の香港鉄路公司(MTRC)が21日、4月1日から北京などを結ぶ直通運行再開することを発表、3月23日に乗車券販売を開始した。
直通列車は1月15日に再開した広州東、広州南に加え北京、上海(福州経由)、天津、重慶など全国各地とを結ぶ。香港側の駅は新型コロナ前に使用されていた香港九龍半島の南端尖沙咀へほど近い九龍駅の横「西九龍」(下記地図参照)となる。
新型コロナ前は長年運行されていた直通列車の広州東⇔香港紅磡(ホンハム)と2018年9月18日に開始した北京・上海・広州南⇔西九龍で直通列車が運行されていたが、今年1月の再開では香港紅磡からの運行は無くなり全て西九龍発着となった。利便性や途中駅の重要性より西九龍⇔広州東の運行(一日6往復、所要時間は遠回りのため約1時間30分)も設定された。
武漢⇔香港はコロナ前から1便増え、毎日2便が運航され,所要時間も最速4時間31分となった。
■武漢→香港
①G79 武漢13:58→香港西九龍 18:31  
所要時間4時間33分 始発駅:北京
②G305 武漢16:36→香港西九龍 21:44
所要時間5時間8分 始発駅:天津
■香港→武漢
①G306(4/2~) 香港西九龍9:48→武漢14:47
所要時間4時間59分 終着駅 天津
②G80 香港西九龍 11:00→武漢15:31
所要時間4時間31分  終着駅 北京

その他の運行計画はこちらを参照ください

スシロー 武漢上陸

広州、深圳、仏山、成都と業態を拡大している広東寿司郎は武漢の漢陽のショッピングモール「摩爾城」の地下一階で2023年6月9日の開店に向けて準備中。華中地区では初出店となる。

「摩爾城」は2010年12月18日に開業した武漢三大商業モールの1つで漢陽最大のショッピングエリア「王家湾」の南西エリアにある。間もなく同モールの上に米マリオット系の高級ホテル「ウェスティン漢陽(仮称)」も開業予定。

開店予告のスシロー武漢1号店
武漢摩爾城の場所

全日空も中国線増便。羽田=虹橋線復活。 

全日空は3月23日 羽田=上海虹橋のフライトおよび羽田=上海浦東を4月1日から毎日の運航に戻すと発表。さらに羽田=北京便も4月7日以降毎日運航に戻すと発表した。広州も成田行きを週1便から週2便(広州行きはもともと週2便)に増便すると発表。
フライト時間詳細は下記ページどおり
WUHAN.jp日中フライト情報

4月から日本=香港 フライト大増便。

3月26日からの春ダイヤで香港便が本格復活となる。
羽田・成田だけでなく大手航空会社が中部、関空、福岡にも就航させコロナ前のレベルに戻す。直行便のない地方都市の場合国内路線で大都市まで移動するため従来のような日本で買い込みトランク3つで戻ることが困難だったが、国際線スルーチェックインすることで可能となる。主な都市からの香港便フライトは下記通り。(予定段階での時刻表ですので必ず航空会社に確認してください)
Wuhan.jp香港便ページはこちら

中国線大増便。羽田=虹橋JAL便復活

3月26日からの春ダイヤで下記通り中国線が大増便。
■日本航空は羽田=上海虹橋線を復活。東京=上海は毎日3便へ
日本航空は3月8日に中国便の大増便を発表。
東京=上海便は羽田=上海虹橋が毎日1便、羽田=上海浦東が同じく毎日1便。
成田=上海浦東が1便と東京=上海を合計毎日3便運航する。
そのほか羽田=広州、成田=大連も毎日運航に増便。
日本航空はさらに5月8日からは中部=天津(週2便)、関空=上海(週3便)も復活させる予定だ。
一方全日空は大型機B777の機材入替えのタイミングもあり10月まで本格増便が出来ないとの話だ。

■関西空港も中国便復活
中国系エアライン2社が関空=上海浦東を木曜以外の毎日3便運航。関空=南京も毎日1便運航開始
■武漢香港線も増便
武漢=香港は土曜日以外の毎日運航。月曜と金曜は1日2便運航。
これで日本から香港経由というすべて国際線でトランジット入国する方法が可能となる。

春ダイヤ(3/26~)の主な日中間航空便は下記どおり。(★既存便は下部に表示。あくまでも予定便です。今後政府役所の許可により変更される場合があります。正確な時刻や運行情報については必ず航空会社の情報をご確認ください。
WUHAN.JP 日中フライト情報ページはこちら
時刻表PDF版はこちら

上記WUHAN.jp調べ
Wuhan.jpは下記出張サポート情報掲載中
武漢出張ホテル一覧
武漢出張・接待の和食店一覧
武漢での医療サービス一覧

サービスアパート「SOMERSET武漢未来中心」本日開業

サマセット未来中心

サービスアパートのASCOTT(アスコット)は武漢で3つ目の「SOMERSET(サマセット)未来中心」を3月15日に漢陽で正式開業致しました。
場所は漢陽の月湖橋を渡った漢陽大道の手前、月湖橋と2環線のちょうど真ん中付近、新開業の万科未来中心の北側ビル高層部に167部屋を擁して堂々開業。

日本人が良く過ごしている漢口の新世界エリアや沌口にもほど近く、空港とは高速道路がまっすぐ同アパートの目の前までダイレクトにつながっており、空港への所要時間は通常30分程度。2環線や3環線にも近く漢南技術開発区や東湖ハイテク開発区へもスムーズにアクセスが可能。

月湖橋とサマセット未来中心

部屋は天井から床までの全面ガラス張り仕様。武漢の先進的な街並みや美しい夜景をいつでも楽しむことが出来、忙しいビジネスマンの心を癒してくれます。
食堂やフィットネス設備、ジャグジーなど完備しており長期滞在はもちろん、出張で短期滞在も日本人には快適に過ごすことが可能です。

■DATA■
中文名:武汉盛捷未来中心服務公寓
住所:430050中国武漢市漢陽区漢陽大道408号
代表電話:+86-27-5930 9666
部屋数:167室
開業日:2023年3月15日
問い合わせメール:enquiry.wuhan@the-ascott.com
予約電話:400 820 1028 もしくは(86-21) 3313 9800

3年3か月ぶりの商工会忘年会復活

2019年12月8日に開催して以来新型コロナの影響で開催していなかった忘年会が3月5日に武漢漢口マリオットホテルで「新年会」として復活しました。

当日は武漢の商工会会員企業だけでなく日本料理店関係者、日本人駐在員の知り合いなどが参加し300人を超える盛況な宴会となり、久しぶりの商工会の宴会として大盛況でした。

当日は恒例のくじ引き芸人イベント(今回は変面)軽音部バンド演奏だけでなくサークルや各種飲み会の紹介などあり盛りだくさんのプログラムとなりました。(各種サークル・飲み会はこちらを参照ください)

くじ引きの特賞として以前は商工会役員企業である全日空が往復チケットを、イオンが高額商品券を提供しておりましたが、今回は提供が無かった代わりに商工会として超高額商品 iPhone 14 Pro Max 256GBが提供され参加者も突然のサプライズに鼻息が紅潮していました。またもう一つの特賞として2020年~21年に日本→武漢への帰還チャーター便で多数起用した中国南方航空が湖北海外旅行会社からの賞品という形で武漢⇔日本の航空チケットが提供されました。航空券の当選者はなんと商工会の参加条件で参加してるはずのない飲み屋の子だったという落ちがあり逆に盛り上がる場面もありました。帰国している武漢OB会の会員は日本まで取り立てにこられるのではないかと今からハラハラしている模様。。。

サークル紹介 武漢テニス部(Photo by フォトグラファーR800さん)
武漢軽音部の演奏 (Photo by フォトグラファーR800さん)
商工会から提供のiPhone 14 Pro Max 256GB (参加者撮影)
特賞の中国南方航空 武漢日本往復チケット(参加者撮影)

武漢軽音部8カ月ぶりライブ開催

2022年6月から8カ月ぶりに武昌のライブハウス「海岸線」にて武漢軽音サークル「武漢軽音部」のライブが開催された。ベース、女性キーボード、クラリネット&ウィンドシンセの3人の新メンバーを加え従来の曲に加え新曲も披露、武漢のJPOPファンが日本人主体の演奏を楽しんでいた。
新型コロナ時は常に感染状況により練習もなかなか思い通りにできない環境課で開催していたが、今回はコロナ後とあってようやく練習も本番もあるべき姿での開催となった。
武漢軽音部では引き続き今年も海岸線のライブなど様々なイベントを開催する予定だ。
武漢軽音部の詳細・問い合わせ こちら
武漢在住日本人の各種サークル同好会・飲み会紹介はこちら

有料会員地図更新

Wuhan.jpが有料会員にのみ提供している生活マップ(https://www.wuhan.jp/map/index.html)が最新版に更新された。
K11やハートランド(恒隆広場)や外人御用達の高級スーパー「OLE」の入居する萬象城など2022年に開店した大型ショッピングモールも掲載。
さらに紳士の皆様に好評の沌口銀座通り(東風公司站付近)と新世界エリアの店舗マップが更新され各店の最新の位置情報がわかりやすくなった。
また上記エリア外では昨年開店したスナックRainbow(サマセットからすぐ、日本料理屋「響」の横)だけでなく今回の更新から新華路の「オアシス(Oasis)」の入る中英街ビル(=以前「花月新華路店」のあったビル)の日本人向け飲食店も新たに記載された。
Wuhan.jpでは「お勧めナイトトラフ」のページを開設中です

新しくなった会員専用地図

3年ぶり,商工会イベント3月5日開催

2019年12月8日に忘年会(於:漢陽ヒルトンリバーサイド)を開催して以来3年ぶりに武漢日本商工会のイベントが3月5日に「新年会」として漢口マリオットホテルで開催される。
本来2022年12月の「忘年会」開催を目指していたが新型コロナ感染の影響で3月の開催となった。名称も「新年会」とした。
今回は従来の芸人のステージ、軽音部の音楽に加え湖北日本人会の忘年会や新年会で好評だったクラブ活動紹介が行われる。
詳細下記どおり

1.日時:2023 年 3 月 5 日(日曜日) 18:00~(17:15 受付開始)
2.場所:武汉卓尔万豪酒店(Wuhan Marriott Hotel) http://www.wuhan.jp/hotel/hankou2.html
3 階 大宴会庁 (武汉东西湖区宏图大道 8 号)
3.参加対象者:
■武漢日本商工会会員企業、およびその家族の方
■武漢で勤務 している日本人の方
■武漢で日系企業に勤務されている方(非会員企業も可)
■日本人教師・留学生・研究生等。
■上記の方の中国人の友人 ※公序良俗に反する方はお断りする場合があります。

4.申し込み方法・会費支払いについて:
2023年2月22日締め切り。事前申込制。
◎会費:大人 (高校生以上)1 名:350 元 、小学生~中学生:会員家族は無料。会員以外は150元、未就学児:無料(証明が必要になる場合があります)

★キャンセルポリシー:2 月 26 日(日)までのキャンセルは、キャンセル費用は発生せず。それ以降は全額負担。


◎申込み方法
・ 商工会指定の申し込み帳票(下部ボタンでダウンロード可能)に記載、下記担当者へメール送信。
・ 企業から複数人参加の場合企業単位で纏めて申し込み。
・ 申し込み受付け後、受付け番号を発行。
◎支払方法
・ 受付番号ご連絡の際、支払い先情報を連絡。
・ 商工会の領収書(発票は発行できません)は開催日当日会場にて手渡し。
・ 管理負荷軽減の為、WeChat による事前支払いを要請。
5.イベント内容:大抽選会、変面ショー、武漢軽音楽部による演奏、武漢各サークル活動紹介、など。
6.本件問い合わせ、及び申し込み先 商工会文化部・新年会準備グループ事務局
冨岡: tatsuhiko_tomioka@densokotei.com.cn

リッツカールトン武漢 24年に開業

建設の進む越秀国際金融滙T5ビル 
撮影:フォトグラファー R800氏

新型コロナで延び延びになっていた米マリオット系の最高級ホテル「リッツカールトン武漢」の開業がついに決まった。

「リッツカールトン武漢」は一時武昌の緑地中心ビル(GREENLAND CENTER: 武漢で一番高いビル)内に開業と噂された時期もあったが、最終的に協和病院の新華路を挟んだ東側、鳥勝から解放大道を挟んだ北側。越秀国際金融滙の中の一番高いビル「T5」(330m 64階建て)の最上階部に開業することになった。

超高級ホテルでビルの最上階とあって部屋数は205部屋と少な目、宴会場も680平米と武漢では決して大きくないが東側と南側の部屋からは長江や武昌、漢陽も見えるという抜群の眺望を備える予定。

武漢ではITや半導体の産業の発展に合わせ2007年にマリオットホテル(米国)が「ルネッサンス武昌」を開業させたのが最初、その後2011年に同じくマリオットが武昌の長江沿いに「ウェスティン武昌」が開業させた後ほぼ毎年欧米系高級ホテルが開業していった。
今後このリッツカールトンのほかに漢陽の王家湾にウェスティン武昌が年内に、さらにCBDの超高層ビル「武漢中心」の高層部にグランドハイアット漢口(仮称)が未定ながら開業する予定となっており欧米系高級ホテルの競争が激化しそうだ。

WUHAN.jpでは武漢ホテル情報のサイトを公開中

リッツカールトンの場所 「鳥勝には歩道橋で行けるやん!」と日本人ビジネスマン

武漢ホテルランキング 首位はフェアモント

武漢日本人および欧米駐在員の意見を収集した最新の武漢ホテルランキングが2年ぶりに発表された。

首位は前回2021年同様仏Accorホテルグループの最高級ホテル「フェアモント」。コロナ期間中も最高のサービスを維持し武漢での首位を維持している。
僅差で2位の「ウェスティン武昌」は川沿いの眺望や5Fベランダのバーや中華料理の眺望デッキ付き部屋も含め宿泊にも接待にも最適。ただ漢口や開発区の人間には夕方のラッシュ時にアクセスするのが少し不便になることより2位となっている。
同率3位の「グランドハイアット」と「ヒルトンリバーサイド」だが、ホテルとしては「ハイアットリージェンシー光谷」が上。今回から眺望点も加点されたことにより長江大橋や黄鶴楼を望めることが可能な「ヒルトン川沿い」が3位に上がった形になった。

以前はトップ5に入っていて2021年より順位を落としている「シェラトンホテル」については(問い合わせが多かったので解説します)2019年から国内バスケットボールリーグの定宿になったためその選手やスタッフだけでなく追っかけファンなど客層が極端に悪くなり、出張者のための空き部屋が無くなっているためビジネス業界としてのランクが落ちている。従来シェラトンに宿泊していた客は上記「フェアモント」や「マリオット漢口」に移っている。
また「マルコポーロ」は長江沿いという立地により眺望は最高ではあるが、欧米のメガホテルチェーンのサービスには程遠く、レストランやバーは眺望が無く絶好の立地を活かし切れていない点が残念。また西麻布の物件のように「最寄り駅:なし」になっている点や、周辺にスーパーも日本料理も無いので非常に不便。

新開業のホテルとしては21年に開業した「光谷マリオット」が10位以内にランクイン。半導体やパネル系のアメリカ・日本・オランダ人技術者が常時泊っているとあってサービスは良いと評判。「周りに何もない」(半導体関係会社員)ので基本ホテル内で過ごすとあってホテル内のレストランの味は充実している模様。
また仏Accor系の「ノボテル」からIHGインターコンチネンタルグループにマネージメントを変え、内装をバージョンアップした「新華VOCOホテル」も心機一転14位にランクインした。
光谷に2021年に開業した「クラウンプラザ光谷」も「光谷マリオット」同様周囲の半導体やパネル関連の日本人出張者が常時宿泊している。

なお今回のランキングでは1位から7位までの評点が1点差ということで、サービスや評判が劣化した瞬間に順位が変動する可能性もあり、各ホテルには引き続きサービス維持向上を期待したい。

WUHAN.jpでは2月から新たに下記ホテル紹介ページを公開する予定。
http://www.wuhan.jp/hotel/index.html

Wuhan.jpが作成したランキング表。各日本、欧米企業、領事館筋からの寄せられた評判情報を元に作成

日本人駐在員の恩人 呉建民氏 ご逝去

故 呉建民氏

元湖北省対外友好協会副会長の呉建民氏が21日武漢で死去されたことが確認された。60歳だった。
呉建民氏は湖南省出身。武漢大学で日本語を専攻し卒業後湖北省政府外事弁公室に入庁。その後福島県庁にて数年間研修するなど日本との交流を深め、研修後は語学力とともに湖北省内で最も日本をよく知る役人として日本との交流には欠かせない存在となった。
2009年11月の福島県議会日中友好議員連盟訪中時には当時友好協会秘書としてホスト役を担った。その後湖北省省外国専家局局長を経て対外友好協会副会長(会長は外事弁主任が兼任するので実質トップ)となった。

また2020年の新型コロナ肺炎で中国が外国人の入国を一時的に規制し、一時帰国していた日本人駐在員の中国への帰還が困難になった際に、湖北日本人有志会(当時は関西近畿会)主催の帰還チャーター機※の実現に向けて中国側で多大なる貢献をされた。
2020年の副会長退任後も、湖北省委外事工作委員会弁公室一級巡視員として対海外企業 とりわけ日本企業関係者と外事弁や省政府要職関係者との橋渡しに尽力していた。

呉建民氏は2021年春頃に体調を崩し入院、2021年秋に退院後自宅で療養。2022年2月には漢口の日本料理屋「八雲」で大好きな「手打ちそば」や「和牛すきやき」を食するなど元気を取り戻していた。6月に開催された新しい外事弁主任章主任主催の湖北日本人有志会田頭会長(当時)送別会には元気な姿で参加されていたという。
関係者によるとその宴席では60歳の定年退官後も「日本にかかわる仕事をする」と語っていたとのこと。

※2020年5月27日、6月15日、8月9日の3便に続きその後2021年までに合計7便を実施。フライト制限やビザ発行制限など困難を湖北省外事弁公室の協力で克服して実現した世界初の現地日本人会主催の海外拠点への帰還チャーター便。14日間の隔離ホテルを日本人専用の部屋の仕様や食事にするなど当時1月の政府手配のチャーター機帰国でのホテル三日月での隔離にちなんで「三日月in武漢合宿」と呼ばれた。
5月の武漢での実績のあと広州や上海の各地日本人会がチャーター機を飛ばし始めた。

2022年6月 湖北省外事弁公室主催田頭氏送別会での呉県民氏(一番左)
左から故呉建民氏、田頭氏(湖北日本人有志会前会長)、興津氏(湖北日本人有志会現会長)、章主任(湖北省外事弁公室)、佐伯氏(JETRO武漢所長)、馮副主任(湖北省外事弁公室)

正月2日目、わずかな営業店に日本人集う

大部分の日本料理店やナイトクラブが春節休みで休業の中、23日の旧正月2日目から開店鳥勝輝(1号線循礼門駅高架下)やバーのRAINBOW(漢口6号線武胜路駅すぐ※)などには春節を武漢で過ごす多くの日本人駐在員が集まった。
今年は1月8日より隔離政策や国外旅行制限が撤廃したが、日本の中国便抑制政策などにより航空便増便がされていないため依然として日本との往復は1.5-2万元くらいの相場。私費で帰るには高すぎるため多くの日本人駐在員が武漢で春節を過ごしている。
一方で武漢の多くの日本料理店は中国国内のゼロコロナ政策撤廃により久しぶりの大型休暇を実施しており、23日はわずかな開店している店に春節を過ごす多くの日本人駐在員が集まって大型連休を楽しんでいた。

※Rainbowの場所はこちらを参照 http://www.wuhan.jp/night/index.html

中国入国ビザは2020年同様外事弁からの招聘状で発行可能に

1月8日から日本政府による中国便到着入国者への検査ならびに陽性者隔離措置を受けて中国政府は一般査証(ビザ)発行申請受付を中止すると発表した。ただし政府関係者の情報によると現在東京の中国大使館では省政府の発行する招聘状があれば査証発行は行うとしている。

2020年コロナ感染最盛期当時も今回同様に査証受付の窓口は基本閉鎖していたが、機械据え付けの技師などどうしても入国必要な人間については省政府発行の招聘状によりMビザが発行されいたいた。(当時は居留証があってもビザ取得が必要であった)

2020年半ばになると次第にビザの発行や招聘状の発行もスムーズになり2022年6月30日までこの制度は続いていた

2022年7月1日よりこの招聘状が無くても中国の企業の招聘状であればビザ発行すると緩和されたが、今回の日本政府への対抗措置でいったん元に戻った格好だ。

政府筋の情報によると大使館の審査は2020年当時並みに厳格になっているので、書類作成手続きなど申請については以前同様武漢の有料のコンサル起用をお勧めする。

WUHAN.JP推奨コンサル
東正諮詢(武漢)有限公司
張正(ちょう まさし)総経理 日本語可
携帯:15807130901

武漢日本料理屋営業状況[追加再掲]

主な日本料理屋の休業期間は下記通り。良い春節をお迎えください!
[漢口]
八雲 1月19~29日昼 29日夜から営業
響  1月20~26日
花月 1月20~26日
長野屋 1月18~26日
深夜食堂ないす 1月20日~27日
蕎鰻屋 1月19~29日昼 29日夜から営業
鳥勝1月21日~27日
竹馬・鳥勝輝(1号線循礼門駅直下) 休みなし!
[漢陽]
田舎屋 1月20~29日
武蔵  1月16~26日
富士山 1月19~28日
鳥勝沌口店 1月21日~27日

地下鉄16号線第2期開通

武漢地鉄は前川線開通の12月30日に漢陽と漢南を結ぶ16号線の第2期延伸線を開通させた。
16号線は漢陽の6号線「国博中心南」駅と漢南を結ぶ路線で、第一期の「国博中心南」~「周家河」間は2021年12月26日に開通させていた。
今回開通したのは現在の終点「周家河」と「通航机場」※の4.22km。
「通航机場」周辺の漢南は以前は綿花やこうりゃんなどの農場であったが、最近になって漢南技術開発区として武漢市が外資や先端技術の企業誘致に注力している区域。
今回開通した地下鉄はそうした企業の従業員の通勤の手段となる予定。
※通航机場:2020年に開業したローカル空港。滑走路は1600mx1本。IATAにもICAOにも登録さえていない国内専用の空港。東京の調布飛行場や大阪の八尾空港同様主に社有機やプライベートジェット、グライダーなどの操縦訓練などに使用される中国最大のジェネラルアビエーション専用空港。2021年にはエアレースも開催された。

地下鉄前川線開通

武漢地鉄は12月30日に地下鉄7号線の延伸である前川線の第一期を開業した
前川線は漢口にある地下鉄7号線の現在の終着駅「園博園」と武漢市北東の「黄陂広場」36.44kmを結ぶ7号線の延伸線で、まず今回は第一期として「園博園」~「横店」間21.1kmの営業を開始させた。
黄陂は武漢新港や開発区など湖北省や武漢市が推している地区ながら黄陂中心部を通る地下鉄が無かったため、黄陂中心部に住む市民にとって念願の開業となった。
今回の開業で黄陂から漢口中心まで約35分、”近くて遠い”空港までいずれも2号線を乗り継いで約30分以内に到着することが出来るようになった。

中国政府 日本人の中国入国ビザ申請受付停止

中国政府は日本政府が行っている中国便への入国規制措置に対抗するため10日および11日の日本人の中国入国ビザ受付を中止すると発表した。12日以降については未定。
基本的に日本人向けの対抗措置なので香港など第三国でのビザ申請も無理。
これにより出張者および家族呼び寄せ、新規赴任者が入国に必要なビザの申請が一律できない状況になっている。
またこれまで中国を経由して他国に向かう際のビザ免除の措置※を一時停止すると発表した。

※これまで中国を経由して他国に行く場合、日本国民は6日(144時間)のビザなしでの滞在が許可されていた。


武漢日本料理屋 春節休暇状況出そろう

武漢市内の日本料理屋の春節休暇期間が田舎屋、長野屋を除き出そろった。
今年の春節は2020年以来の隔離政策が撤廃され武漢在住日本人の多くが一時帰国するとあって日本料理屋も長期休暇を取るようだ。漢口の人気店の「八雲」や「響」ではこの期間中にメンテナンスや新メニュー開発を行い休養期間をパワーアップのチャンスとする予定だ。
一方同じく漢口の「竹馬」と「鳥勝輝」は通常通り営業して残留日本人の需要に応える。

主な日本料理屋の休業期間は下記通り
[漢口]
八雲 1月19~29日昼 29日夜から営業
響  1月20~26日
花月 1月20~26日
長野屋 1月18~26日
蕎鰻屋 1月19~29日昼 29日夜から営業
竹馬 鳥勝輝 休みなし!
[漢陽]
田舎屋 1月20~29日
武蔵  1月16~26日
富士山 1月19~28日

春節休暇中のPCR検査受付状況

武漢市内のPCR検査受付状況下記通り

1)厚労省フォーマット対応可能な病院
優康クリニック(中西病院):22日~27日は休み それ以外対応可能 21日は特別料金発生
ヨシダクリニック:21日~23日は休み それ以外は対応可能
2)一般の病院→表記を英文もしくは日文にできない可能性有り
第一病院(漢口)は春節期間中も検査可能

日本人、成田で陽性多発 隔離へ

日本政府は昨年12月30日から中国直行便を利用する入国者へ抗原検査を行い、陽性者を一定期間待機施設に隔離する措置を開始したが、あまりにも陽性率が高かったことにより、8日からフライト搭乗時に出発72時間以内のPCR検査の陰性証明の提示を義務付け、到着地での検査を抗原定性検査から、より精度の高い抗原定量検査かPCR検査に変更した。
ある中国在住日本人駐在員は久しぶりに春節休みを日本で過ごそうと、居住地でPCR検査陰性の陰性証明を取得し1月9日の成田直行便で帰国したが到着地PCR検査結果が陽性と診断されたため隔離施設に入らされたと当サイトへ報告があった。この日本人は12月に新型コロナに感染していた。
この日本人帰国者によると「同じ便にも多数隔離させられる日本人が居た」とのこと。
「中国でのPCR検査基準と日本の基準が違うのか。。。せっかくの休みが無くなってしまう」(同日本人)と嘆いていた

下記は待機陽性のある日本人に渡される待機所からの退所基準

春節期間中日本への渡航で必要なPCR検査の問題発生

日本政府は1月8日より昨年12月30日から施行中の中国からの入国者への抗原検査をPCR検査に変更し、さらに搭乗前72時間以内のPCR検査陰性結果を義務付けると発表した。なお到着空港の規制については受け入れ態勢が整えば入国可能とするとした。

これを受けて中国では日本への渡航予定者が一斉に指定病院に予約を入れようと行ったが、中国では既に各地で一般向けのPCRは終了しており、大使館・領事館ホームページ掲載の指定医療機関におけるPCR検査が行えないことが判明、大使館・領事館含め多くの日本人帰国者が大混乱している。

武漢でも大使館掲載の優康クリニックでは春節期間中の22日~27日のPCR検査が行われないことが判明、ヨシダクリニックでも21日~23日は検査不可。24日からは検査可能。
なおワクチン3回接種済みであれば日本政府のフォーマットが不要なので第一病院にて春節中も検査することが可能。
いずれにせよ早めの予約が必要

武漢市漢口にある大使館指定病院「優康クリニック(中西病院)」のPCR検査場

遂に中国入国隔離撤廃、1月8日から。

中国国家衛生健康委員会は26日午後、2023年1月8日より新型コロナ肺炎を同国の乙類感染症へ格下げすることを決定、それに伴い入国者への隔離制度ならびに入国後のPCR検査制度も廃止すると発表した。
また2020年6月8日から行っていた国際便制限”五個一制度”(=中国の航空会社は1国1路線週1便、海外は航空会社1路線週1便のみ運行可能という制度)と座席数の制限も廃止し、徐々に便数を増やしていく。また現在短期訪問にはVISA取得が必要になっているがこれについても緩和していく方向だ。航空関係者によると「隔離終了ならびに便数制限廃止するとVISAセンターがパンクするのでVISAについても近いうちに緩和する方向で動くと思われる」とのコメント。なお搭乗時に必要な48時間以内のPCR検査陰性結果の提示は引き続き必要。

日本の旅行代理店によると26日夜の報道から開けた27日朝から中国出張の予約が殺到しているという。大手旅行代理店の法人海外営業担当は「経営陣の訪中が約3年間されていないことより、比較的職位が上の人間の出張予約問い合わせが多い。日本に在住の中国人も春節で大量に帰国するのでビジネスクラス以上の席も2月頭まですぐに満席になるだろう」と話す

逆に日本政府は27日午前の閣議で、7日以内に中国に旅行したことのある入国者は抗原検査キットでの陰性結果を義務づけると決定、30日午前0時から施行すると発表。
陽性の場合は政府指定施設で7日間の待機となる。なおしばらく中国からの増便も制限するとのこと。

武漢・日本間の直行便は2020年1月以前は全日空・中国南方航空・中国東方航空・春秋航空の4社が就航していたが、コロナで全便停止状態。今月中国東方航空は1月中旬から武漢⇔成田便を毎週月曜日・木曜日の週2便を飛ばす申請を行っていた今回の日本政府の制限で日本側の許可が取れず就航延期となることが分かった。



武漢天河空港に駐機する中国東方航空の旅客機

武漢日系企業の感染拡大ピーク超えたか

12月7日のゼロコロナ規制緩和により10月より感染が拡大していた武漢では職場を中心に感染者が激増し、先週おおよそ進出日系企業では市内の銀行や商社などオフィス系が7割―8割、開発区などの製造系会社では5-6割の従業員が感染したものと思われます。
陰性結果により出社を可能とする企業もあることより今週半ばまではおおよそ2-3割の出勤率でしたが、昨日あたりから徐々に回復しており東湖開発区の企業では「昨日3割出社だが本日は8割出社」との報告も。

広州総領事館関係者の話では、今回の急速な感染は発熱率が他国の統計からかけ離れて高いそうで日米の医療関係者が注目しているとしてる。また感染速度が速いのは3年間のゼロコロナにより風邪もひかなかった生活がもたらした反動で「無菌室に居た人間がいきなり外界にだされたようなイメージ」だとのこと。
同関係者によると職場や学校で感染爆発しているのが今、それが一般家庭に持ち込まれていわゆる子供や老人などに感染拡大する「市中感染」を起こすのが今後数週間になりそう。
職場や学校は比較的体力のある人間の集団で重症化があまり報告されていないが、市中感染になると弱者や基礎疾患を持つ人間が感染することより修羅場はこれからだとのこと

経済面では武漢のように他都市でもここ数週間でピークアウトすると思われ、工場稼働率については一部自動車産業における半導体関係の部品不足やクルマの販売不振による減産をのぞけば年明けから稼働は問題なくなると予想されている。

一方日系以外の企業の話では窓口の少なさより多くの企業がPCR検査による証明を義務付けず、抗原検査結果の写真による陽性認定による有給在宅待機扱いとしているため、中には家族の看病のため自身の結果ではない写真による申請でずっと休んでいる(ずる休み)ケースがあるとして、無症状なら出社させる制度へ変更している企業が増えているという


武漢4つ目のイオンモール「イオンモール武漢江夏」開業

前回2017年12月開業の武漢3つ目の「イオンモール武漢金橋」から5年が経過。既存モールは文化と商業の地区「漢口」に2つ、自動車など工業地区の「漢陽」に1つといずれも長江の西側に開業していたが、今回紆余曲折を経てようやくイオンモールが長江を超えて東側の「江夏地区」の北端に23年6月以降に開業することがわかった。
今回開業する「江夏地区」は政治と学生の中心「武昌」と先端技術の「光谷」の南に位置し、それら地区で働く人間のベッドタウンとして、また湖や山、森林も存在することから武漢市のレジャー地区として有名。

今回開業する江夏地区北部は武漢中心部から約30kmと直線距離では近かったが地下鉄もなく市内へのアクセスが悪く5年前まではまだ畑が残るのんびりとした郊外の田園地区であった。しかし2018年に地下鉄7号線が開通、2021年には並行する8号線が開通すると市内だけでなく空港、高鉄(新幹線)の駅へのアクセスが飛躍的に向上、辺りはマンションの建設ラッシュとなり現在では武漢市で人気のベッドタウンとなっている。

今回オープンするイオンモールは11万平米の敷地面積に29万平米の売場面積を持つ。ベッドタウンにふさわしく4000台の駐車場を完備し約260店のテナントが入る予定。

なおイオンモールは24年に隣の湖南省初の「(仮称)イオンモール長沙茶塘(ちょうさちゃたん)」を長沙市長沙県星沙街道※に開業予定。敷地地面積は約11万5000㎡で長沙市では初の大規模駐車場を備えたエリア最大級の商業施設となる。

※長沙市内東三環線内側、長沙経済技術開発区に隣接。東西幹線道路「開元路」に接道、三環線インターからも近く広域アクセス良、地下鉄3号線の終着駅「広生駅」と隣接する。

来年に向けて入境(入国)隔離緩和へ

成都と天津では12月11日より、深圳の一部ホテルでは13日より※入国者に対して従来行っていた5日集中隔離+3日居家隔離(在宅隔離)を5日間の集中隔離だけに短縮された。
現地情報によると健康コードや行動記録(行程卡)のアプリが廃止されたことで集中隔離終了後に3日間の自宅隔離を行う場所に移動する人間の移動先での管理が難しくなっていることが影響していると言われている。
先週香港や北米で1月9日から0+3に短縮されるという画像や偽の国務院通達(下図参照)がSNS上を駆け巡ったが今回の上記2都市での5+0への短縮により噂の0+3は事実上なくなったと言える。むしろあるとすれば3+0のほうが現実的である。
また短期訪問VISAや、出国制限についても2020年3月以前に戻ると噂があるが引き続き検討中との中国旅行社筋情報。
いずれにせよ緩和はもうすぐと思われるが、2月以降は4月の定期異動駐在用VISA申請が集中することが予想され、いざ隔離期間短縮の際には一気に北米のダイレクト便が満席になり多くのいわゆる「直行便難民」が日本経由へ流れることにより日中間航空券が2020年4月当時のレベルに高騰することが予想される。
今期中(2023年3月以前)に中国への出張を希望する方は速やかに中国法人に招聘状を発行してもらい、日本の中国大使館でのVISA申請取得手続きを開始し、確実にVISA取得可能な日程でのフライトを予約しておくことをお勧めする。
まだ正式に発表されていないが旧正月期間中は中国大使館は休館になることもお忘れなく。
【中国国内の春節は1月21日(土)~27日(金)までの7連休。28日(土)と29日(日)が振替出勤日】
※13日に成都で5+0に短縮された動きを見て深圳の一部隔離ホテルを担当する当局者が5日間の隔離を終えた入国者を解放した動き。しかし深圳の防疫指揮部は媒体へは依然5+3を維持していると回答している

↑ 香港でSNS上に流されたデマ。この画像が中国本土の外国人に一斉に拡散。
↑ 北米で拡散された国務院を装う偽の通達

いよいよ入国者隔離が短縮か

昨日12月7日、国務院の国内ゼロコロナにおける10項目の緩和策発表後、外務省の報道官は記者からの「今回の緩和策により入国者の隔離期間の短縮など緩和策を講じるかどうか?」という質問に対して「国内防疫政策調整に合わせ便利な出入国者の往来と遠隔操作による新しい感染防止方法などを今後実施していく」と回答した。

https://www.wenweipo.com/a/202212/07/AP639072cae4b0e80f8118ef87.html

中国政府 新型コロナ10項目の緩和策発表

国家衛星健康委員会は本日12月7日10か条の緩和策を発表した。内容はおおよそ下記の通り
なお15時からの記者会見で入国者への隔離措置の緩和について質問が出たが、今回はあくまでも国内の緩和でその後徐々に改善すると答えていた

なお下記はあくまでも当サイトが編集した内容であり当局からの正式通達文章を正とする

1)感染危険地域を科学的かつ正確に分類し決定。
建物や棟、単元(棟をさらにエレベーターなどで区分させた単位)、階、および住居(→〇〇号室)の区分で高リスク地区を決定する。(これまで行っていた)小区、社区、街道 などのエリアに勝手に拡大して高リスクとしてはならない。またあらゆる形態の一時封鎖を採用してはならない。

2)PCR検査制度の変更。
市や区などの行政区域の全市民検査は実施しない。PCR検査の範囲と頻度はさらに削減する。 防疫上必要であれば抗原検査を行うことができる
 高リスク地区の住民や携わる人員には規定に従ってPCR検査を行い、その他希望する人間にPCR検査を行う。 老人ホーム、福祉施設、医療機関、保育所、小中学校などの特別な場所を除き、PCR検査陰性証明書の要求はせず、健康コードの提示のチェックも行わない。 重要機関、大企業、および一部の特定の場所は、予防および制御手段を独自に決定できる。 PCR検査の陰性証明書と健康コードは、地域間移動者に対してチェックされなくなり、到着地検査は行わない。

3)隔離方式を変更。
感染者は科学的な方法で治療する必要がある。無症状感染者と自宅隔離の対象となる軽症の患者は通常自宅で自宅隔離とするが、治療のために自発的に集中隔離を選ぶことも可能とする。 自宅隔離期間中は健康観察を強化し、隔離6日目と7日目に核酸検査でCt値35以上が2回連続すれば隔離を解除する。状態が悪化した場合は指定された病院に速やかに移動する。自宅隔離を条件とされている濃厚接触者は5日間の自宅隔離とする。または自発的に集中隔離に入ることも選択できる。5日目に検査で陰性になった場合に隔離解除する

4)高リスク地区の速やかな封鎖と速やかな封鎖解除。
5 日間連続して新しい感染がない場合は解除する。

5)医薬品購入ニーズを保障する。
全国の医薬店は通常どおり営業する必要があり、勝手に閉鎖してはならない。 解熱剤、咳止め、抗ウイルス剤、風邪薬などのOTC市販薬のネット販売および店舗での購入は制限されない。

6)高齢者へのワクチン接種を加速。
すべての地域は、可能な限り多くの接種を受けるという原則を堅持し、60~79 歳の人々の予防接種率増加に重点を置き、80 歳以上の人々の予防接種率の増加を加速そ、そのための特別な手配を行う。 高齢者向けの専用窓口、一時的なワクチン接種場所、移動式ワクチン接種車などの手段を設定することにより、ワクチン接種サービスを向上させる。
各階層に接種可否の識別に関する訓練を実施し、医療スタッフが接種可否を科学的に判断できるように指導する必要がある。 詳細な大衆科学の宣伝、社会全体を動員して高齢者のワクチン接種への動員に参加させ、地域は高齢者のワクチン接種へ積極的に向かわせるために接種によって得するような事を与える方式を採用することができる。

 7)地域医療で基礎疾患人員を管理
地域医療で心疾患、脳血管疾病、糖尿病、慢性閉塞性肺疾患、慢性腎疾患、ガン、免疫障害など基礎疾患のある高齢者の人間と地域のワクチン接種状況を把握し、階層的かつ分類さ​​れた管理の実施を促進する。

8)社会の正常な運営と基本的な医療サービスを確保。
高リスク地域以外の場所は、人の流れを制限してはならず、作業、生産、または営業停止をさせてはならない。
 医療関係者、公安、輸送および物流、スーパーマーケット、公共インフラ、水、電気、暖房、および基本的な医療サービスと通常の社会活動を保証するその他の担当者を「ホワイトリスト」上に管理され、関連する担当者はそれぞれ感染防止を徹底し、個人の保護、予防接種、健康監視において、正常な運用を確保し、 医療サービス、基本的な生活用品、水、電気、暖房などを提供し、通常の生産と作業秩序を維持するために最善を尽くし、大衆によって提起された緊急の問題を解決し適時に大衆の基本的な生活ニーズを効果的に満たす。

9)感染地区の安全保証を強化。
消防が通る非常口、小区社区の門、建物の入り口塞ぐことは禁じ、一人暮らしの高齢者、未成年者、妊婦、障害者、慢性疾患患者等の医療機関へのアクセスの利便性を確保し、地域と専門医療機関と共同で仕組みを構築することを推進する。 封鎖された地区の人員、患者、最前線のスタッフなどへのケア、心理カウンセリングを強化する。

10)学校での伝染病の予防と制御作業を向上させる。
すべての地域の学校は、科学的かつ正確な予防と制御の要件を断固として実施する必要がある。感染地区のない学校は、通常の対面式教育活動を実施する必要があり、キャンパス内のスーパーマーケット、食堂、スタジアム、図書館は通常どおり運営する必要がある。感染拡大している学校は、危険地域を正確に定める必要があり、危険地域外での通常の教育と生活秩序は保証されなければならない。

 各地方の関連部門は、政治的立場をさらに改善し、考えと行動を党中央委員会の意思決定と展開に統一し、第9版の予防と制御計画を遵守し、(11月発表の)20の最適化措置を実施し、実行する必要がある。この通知の要件を遵守し、簡易化、画一的処理、各層で勝手に次々に強化(これが実際問題だった)することを断固として修正し、形式主義と官僚主義に反対し、克服し、人々の生命の安全と健康を守るための厳格かつ詳細な措置を講じる。経済的および社会的発展に対する流行の影響を最小限に抑える

武漢でもゼロコロナ政策緩和

武漢市は広州などのゼロコロナ政策緩和の動きに追従し、全市民PCR無料検査制度を取りやめ市内各小区にあったPCR検査所を閉鎖した。
また12月5日より武漢でも広州、上海など同様に公共交通機関を利用する際に義務付けられていたPCR検査結果の提示が不要となった。
さらに従来48時間以上検査を行っていない場合、各個人の健康コードが緑色から灰色に変化し、あらゆる施設や交通機関改札や乗り降りの関所での通過が不可能であったが、今回のPCR制度廃止により検査の履歴による色の変更は無くなった。
武漢市内では緩和の動きに合わせ次々に高リスク以外の場所の封鎖が解除され始めており、商店や飲食店の営業も徐々に再開している。
ただし武漢市以外の都市ではまだ厳格なPCR検査制度を行っている場合もあり、飛行機の搭乗手続きの際は行先によっては検査結果を求める場合がある。そのため武漢市各区は数か所の区の定めた無料PCR検査所は残し必要な市民への対応を行っている。
また各病院では有料ではあるが外来のPCR検査を受け付けている。

武漢地下鉄によるPCR検査の陰性証明確認制度を廃止する案内

武漢 漢口地区日本人在住区 ようやく出勤可能に


武漢市は今年6月以降、広東省深圳市や河南省鄭州市などで感染拡大によりロックダウンが相次いで行われている中、厳格な指定区域からの来省者隔離政策により感染抑え込みにほぼ成功していた。
しかしながら10月上旬の国慶節に大量の旅行者が武漢を訪問、その旅行者の中に感染者が多数存在しており、感染者が受診した武漢市漢口にある同市最大の病院「同済病院」で大規模院内感染が発生、その後瞬く間に同病院の周囲に感染が拡大してしまった。同済病院のある硚口区政府は感染抑え込みのため10月下旬より商店や飲食店の閉鎖、小区の簡易ロックダウンを行ったが11月上旬にほぼ武漢全域に感染地域が広がってていった。
11月21日からは武漢市の行政やサービス業のメイン区域である江漢区や江岸区で新しい人流抑制措置が行われ、スーパーや医薬店以外の多くの商店や飲食店、娯楽施設やサービス施設、オフィスビルなどが立ち入り禁止になった。その後武漢で日本人が最も多く住むマンション「匯豪邸」(中文表記:汇豪邸)で感染者が発見され23日より同マンションが高リスク地域に指定され完全ロックダウンされ、多くの日本人駐在員が出勤できなくなった。

本日29日、同マンションで5日間感染者が出なかったということで住民は会社発行の出勤証明書を持つ人間はマンションの関所より出ることが出来るようになり、出勤が可能となった模様だ。

武漢では26日から本日29日まで武漢の日系大手自動車メーカーは開発区にある3工場とも稼働停止を続けており、系列部品メーカーの多くも同じく稼働を停止している。
また系列外でも工場周辺区域政府によるセミロックダウン(稼働や貨物の出入荷は可能だが工場内から人間は出れない)が行われている工場もあり、日本人駐在員の多くは続き自宅勤務を行っている。

武漢軽音部クリパ 初の中止

2019年より継続していた武漢軽音部のクリスマスMUSIC PARTYはこの度武漢市における新型コロナ感染拡大の影響で、事務局は12月17日土曜日の開催中止を決定した。

武漢では秋の武漢商工会イベントが中止となり、忘年会も年明けに延期。湖北日本人有志会主催の夏祭りが秋祭りとなり、秋祭りもこの度中止が発表されたばかり。

軽音部関係者によると会場に予定していた外資系のVOCOホテルが隔離対象者収容ホテルとして徴用された事と、多くの日本人駐在員の住むマンションやホテルが現在ロックダウンされた状況下にあり、解除予定日を過ぎても延長延長でなかなか解除されないとして今回中止の決定をしたとのこと。
関係者によるとバンドメンバー数名がロックダウンされており、練習で使用している武昌MIXスタジオも同じく閉鎖されているという。

2018年に発足した武漢軽音部は2018年に2回、2019年に6回、新型コロナの2020年は4回、昨年は12回のライブを行ってきた武漢軽音部だが、今年は7回のステージとなりそうだ。

武漢軽音部事務局担当者によると秋祭りを中止した湖北日本人有志会と共同で別のイベントの開催を検討する可能性もあると話す。

武漢 広域で21日から新しい人流抑制制度開始

中国政府が景気優先のため新しい封鎖(ロックダウン)に関する指針を発表したが、感染者が拡大する武漢市では多くの小区・社区※で21日0時から5日間、従来のロックダウンで使用されている「控制」や「封閉」ではなく「静黙」という新しい人流抑制管理制度が開始された。
今回の静黙制度の内容は下記どおり
■スーパーと医薬店を除く商業施設は営業停止
■すべての飲食店は営業停止
■オフィスビルの勤務者は原則在宅勤務
■すべての工事現場は作業停止
■修理や内装工事、修理など小規模な工事も停止
■クリニック、小規模宿泊施設、理容美容、ネットカフェ、カラオケ、雀荘碁会所、浴場、映画館、劇本殺(マーダーミステリーなど)、バー、研修センターは停止
■各小区・社区は出入口を一か所に限定し、健康コードチェックを厳格化しヒトの出入りを管理
■小・中学校はリモート
■高校は校区厳格管理
■発熱や咳、味覚臭覚障害など新型コロナ肺炎の症状が出た場合は速やかに小区・社区に連絡、小区・社区は病院に該当者を行かせるとともに地区の閉鎖管理を行う

封鎖管理を実施していない小区・社区であれば健康コードが緑であれば食料品購入目的の外出は可能。
また工場など製造業の稼働は可能、従業員は健康コードが緑であれば出社できる。
現在武漢市および武漢市防疫指揮部からの正式な通達は確認できていないが小区・社区としての通達は確認できており、「あくまでの小区・社区の判断」としているようだ。

20日午後、上記措置の発表を受け武漢市のスーパーでは食料の買い込みが始まり午後7時頃には野菜などが売り切れになる店舗も多数見られた。各地区の通達では「5日間の措置」としているが上海の例もあり長期戦に備えているものと思われる。

一方21日16時現在、多くの日系企業の工場や日本人駐在員の住居区がある漢南技術開発区の飲食店には上記規制は行われておらず、本日も通常どおり営業を行っている。
そのため上記規制区域の漢口地区に住む日本人は同地区へ行けば普段通りの食生活が行えるという。

20日の武漢市の感染者は3904人。本日発表の20日の新たな感染者は189人、38か所が高リスク指定されている。

※小区・社区 中国における行政最小単位。日本でいう丁目レベルの大きさ。専属の管理委員が区域内のあらゆる管理を行うが、ゼロコロナ政策では感染者発生責務を負わされる。
大きさ順では 省 → 市村県 → 区 → 街道(通りや道の名前ではない)→ 小区・社区

ある社区での通達(社区名を隠しています)

恒例武漢クリスマスパーティー12月17日に開催

2019年より毎年開催されているクリスマスMUSIC PARTY(主催:武漢軽音部、湖北日本人有志会)が今年は日中国交正常化50周年記念行事として12月17日土曜日に開催される。
19年に漢口旧租界倉庫跡のバーを貸し切って「日本のバブル時代のクリパを武漢で!」をスローガンに100人超規模で開始したこのイベントだが、口コミなどで参加人数は毎年増加、昨年12月に開催された第3回クリスマスMUSIC PARTYは武漢最高ランクの仏系ホテル “FAIEMONT” 2Fのレストラン「1907 BAR · GRILL」を貸し切り230人規模で開催された。
当初参加者は日本人およびその関係者に限られていたが、地元女性の割合も年々増加しているという。
今年は従来のレストラン形式から規模を一気に拡大し2022年1月にリニューアル開業したインターコンチネンタル・クラウンプラザを経営する米国「IHGホテルグループ」の新ブランド「武漢新華VOCOホテル武漢」の宴会場での開催が決定。既に参加者募集前から事務局や当サイトへの問い合わせが相次いでいる。
なお参加エントリーならびに参加チケット入手は11月28日より下記日本料理店で参加者募集が開催される予定。

漢口:八雲、響、花月、長野屋、縁楽
開発区:田舎屋、武蔵

問い合わせ先:上記参加チケット入手可能な日本料理店もしくはkeion@wuhan.jpまで

2022年 武漢軽音部 クリスマスMUSIC PARTY オフィシャルポスター

コロナ感染拡大、武漢日本人駐在員生活に影響

10月より中国各地で新型コロナの感染拡大に伴い各地で都市封鎖や地区封鎖が相次いでおりますが、武漢も10月中旬より感染拡大で硚※口区(※石へんに喬)で地域ごとのロックダウンが相次ぎ、さらに隣の江漢区、その後江岸区、漢陽区、武昌区、青山区、光谷地域へと規制区域広がった。
その影響で湖北日本人有志会や武漢商工会の秋の日本人イベントが相次いで中止となった。
また2020年まで12月頭に開催されていた忘年会も今年度は1月に開催時期を延期することになっているようだ。
(→昨年は12月の予定が22年の1月になり3月になり4月に新年度会としてようやく開催)

また硚口区を含む漢口地区の日本料理店はほぼ1か月以上店を開けない状態が続き、5年以上開店している武漢ではなじみの日本料理店も閉店を計画するなど影響が出ている模様。
一方昨年8月に大規模封鎖を食らった漢南技術開発区は今回は大規模封鎖を免れた。
地下鉄東風公司駅エリアの開発区銀座通り(シタディーン横)の日本料理店はほぼ営業は続けられた。(飲み屋は営業不可だったが・・・)

なお毎年12月に開催されているクリスマスパーティー(武漢軽音部、湖北日本人会主催)は12月17日土曜日の開催を予定している。

武漢地区第2の空港運用開始

2022年7月17日に武漢の東隣の顎州市にアジア初となる24時間貨物専用空港の「鄂州花湖空港」が開港しました。
同空港は中国最大の国際クーリエの「順豊」が6割、残りを国が4割出資し建設、順豊お得意のクリーエのほか一般貨物も扱いさらに一部旅客便も運航開始、2025年までに年間旅客取扱量100万人、貨物輸送量245万トンを目指します。
同空港は武漢市東部にある武漢東湖ハイテク産業開発区(武漢東湖国家高新技術開発区)にも近く、同開発区で生産される半導体やパネルなど高付加価値製品を世界中へ最短時間で届ける目論見。
旅客便は開港日から運行されている北京大興空港便(8月末までに6200人が利用)に続き9月8日より中国東方航空が上海浦東便を毎日1便の運行を開始しました。
旅客便は今後 厦門、重慶、深圳、広州、海口、哈爾浜、大連などへの便が計画されています。

旅客便スケジュール(2022年9月15日現在)
顎州花湖11:30-上海浦東13:00 上海浦東7:55-顎州花都9:40 (毎日)
顎州花湖10:45-上海浦東12:50 北京大興8:00-顎州花都10:00(毎日)

新空港は武漢市から東に約80km弱、成田空港⇔東京駅より少し遠く茨城空港⇔東京駅より近く。

武漢江夏地区 約1年ぶりに再度ロックダウン

7月26日 武漢市南部の江夏区で4人の無症状感染者が発見された。そのため同区の昨年8月に封鎖された場所とほぼ同じ区域が27日から3日間のロックダウンに入った。
また感染者の1人は17日に無錫から鉄道で武漢に入ったとのことで同鉄道の乗客も濃厚接触者として隔離されている。
感染者の住居や訪れた場所の4か所は高リスク地域に4地区が中リスク区域にそれぞれ指定され、その地域に住む住民ならびに勤務する従業員たちも隔離された。
今回ロックダウンされた地域内に日系企業は無く武漢市の日系企業の経済活動への影響は今のところ極めて小さいとみられているが、26日夜に武漢市では市民全員PCR検査を行っており結果次第では封鎖区域も拡大する可能性もある。

【参考地図】ロックダウンされた地区の広さを理解するために同縮尺の山手線地図を並べてみた

2022年日本料理店春節休み

WUHAN.jp公認日本食飲食店の2022年春節休み情報が出そろいました

【漢口】
八雲     1月31日~2月4日
 響   1月30日~2月5日
Bar Lounge16  1月31日~2月2日 ※予約ある場合は営業 
長野屋 1月30日~2月5日
花月     1月30日~2月6日
鳥勝全店1月30日~2月5日
竹馬  休みなし!
【漢陽】
田舎屋 1月30日~2月8日
武蔵  1月28日~2月5日
富士山 1月30日~2月7日